2013年5月14日火曜日

前日。

明日から平成25年の司法試験がはじまりますね。
受験なさる方は今晩に緊張のピークが訪れることでしょう。

緊張して寝られず、自分の実力を出しきれない、という最悪のコースを避けるため、3つの処方箋を出させていただきたいと思います。
実際に僕が気をつけていたこと、気をつけるべきと試験後思ったことです。



1.客観視
自分を客観視し、俯瞰して見られれば緊張を受け入れ、受け流すことができます。
緊張に立ち向かうのではなく、受け流すのが大事。
試しに
「うーわ、俺緊張してるわ。」
とつぶやいてみてください。緊張している自分を可愛いもんだと思えます。多分。


2.適度な疲れ
睡眠導入には適度な疲れが有効です。
何も、筋トレしろ、ジョギングしろ、と言っているわけではありません。
寝る20〜30分前にお風呂の湯船に浸かり、ぬるめのホットミルクでも飲んでみるといいと思います。
入浴は意外と体力を使うので、オススメです。僕は試験期間中によくスーパー銭湯にいっていました。


3.自信
緊張の原因はどこにあるのでしょうか?
それは、中途半端に自信があるからだと思います。
絶対合格すると確信している方、絶対合格しないと確信している方は緊張が少ないでしょう。結果に対する不明確さが緊張を引き起こします。

ならば、合格の自信を高めることが緊張を和らげるのに有効だと思います。不合格だと確信してしまうと悪影響ですし(笑)

今まで、あなたは何千時間勉強してきましたか?
誰に教わりましたか?
誰に支えられてきましたか?

数えきれないほどの本を読んだでしょう。
問題を解いたでしょう。
質問をしたでしょう。
勇気付けられてきたでしょう。


全て、あなたの力にして下さい。


正しい努力をできる限りしてきたはずです。


合格しないはずはない。



これくらいの強い気持ちを持てば自然と入眠できるでしょう。






目覚めると本番当日です。
当日に緊張するのは仕方ないので、緊張した上で自分のパフォーマンスをいかに出すか、というのが大事です。
人生を決めるテストである(人が多い)ので、緊張はやむをえないです。
そんな時には周りを見回して下さい。
みんな緊張してます。
緊張の中で能力を出さなければならないのは皆同じです。

難しい問題が出たとします。出るでしょう。
あなたが難しいと感じる問題は受験生の皆が難しいと感じます。
その中でいかに粘るかです。
わからない事は「なぜわからないか」「どうわからないか」という事を書くだけで点になります。諦めないで。



日曜日の晩からは清々しい毎日が待っています。


法曹として実務に就く自分を信じてこの5日を乗り切ってください!!
応援しています。