2011年12月31日土曜日

年の瀬

来年は良い年。
合格する年。
来年の年の瀬は修習生として迎える。



来年もよろしくお願いいたします。

2011年12月25日日曜日

誕生日

私事ですが、本日で26歳になりました。

26歳の1年は良い年にします。

そろそろ自立したい。。。

2011年12月22日木曜日

予定作成

ご無沙汰しております。

昨日、今年の最低限のノルマが終了しました。
元々緩めに設定していたものですが、終わらせるというのは精神衛生上とても良いものです。

そこで、本日から2012年3月末(直前期まで)の予定を作成しました。



私の予定作成方法は、

1.やりたいことを紙に書き出す
2.可処分時間を「少なめに」算出
3.やりたいことにかかる時間を「多めに」算出
4.外せない予定に割り当て
5.それ以外の予定のうち、優先順位の高い順に割り当て

というものです。

以下、私の例を参考までに。

1.やりたいことをざっと紙に書き出す。ここでは、紙に書き出して視覚化する事が大事です。それも、なるべく細かく。
私は後で表にして、終わる度に消していくという作戦をとっています。


ex.
論文過去問(憲法h18.h19・・・行政h18.h19・・・)
択一過去問(憲法・・・)
今までの復習(独習問題集1.2.・・・ゼミ問題集1.2.・・・)
条文、判例読み込み・・・
新しいゼミ・・・




2.可処分時間の算出。
ここで大事なのは「少なめに」算出。

予定遂行について、自分を信じてはいけません。絶対に思ってるより勉強時間は少なくなります。

多くできたら自分を褒めてあげましょう。
私の場合は、今から3月末まで、約100日。600時間と計算しました。(実際、これすらできる自信がない



3.使用時間の算出
ここでのポイントは「多めに」算出することです。
やっぱり、自分の理解力を侮る事と、自分の探究心を侮らないことです。

例えば私は、論文過去問については予習1時間、起案2時間、復習(論点)1時間、復習(趣旨、ヒアリング分析)1時間の割り当てで計5時間あてるようにしています。
しかし、実際予習はしないでしょうし、過去問は一通りといているので1.5時間以内に「処理」する練習をするつもりです。論点解説や趣旨、ヒアリングも一読しています。

しかし、これだけ割り当てておかないと探究心が出た時に抑えなければならない。
本試験はよく言えば奥深い、悪くいえば訳がわからない問題なので咀嚼に時間がかかる事を想定しておくべきです。

そうすると、論文過去問は6年×7科目×5時間(選択はとりあえず除外)で、210時間。
勉強時間の1/3が飛んで行きました。

まぁ、こんなものです。この調子でどんどん時間算出していくと、出来ることがほんのわずかであるということがわかります。


そこで次のステップ。



4.割り当て1
外せない予定に割り振りです。
ここで言うはずせない予定とは、
a)人と組む予定
b)予備時間
です。

a)については、人に迷惑をかけないために必須だと思います。あとで困らないように先に枠をとります。

私の場合は、1月から3月末まで、3時間で算出したゼミが30回あります。
よって、90時間は外せない。


b)予備時間については、今更不要とも考えられます。
しかし、不測の勉強時間は必ず出てきます。

多めに算出した余白の時間は、その予定に関連する予備時間。
この予備時間は全くの飛び込み時間です。

これを作ることで精神衛生上さらに良くなります。
出来れば1/3くらいは確保したいのですが、今回は便宜上100時間。


5.割り当て2
そして、やっと本来の割り当てです。
私の場合、600-90-100=410時間残っています。
そこから自分の中で絶対したい論文過去問210引いて残りは200時間。
後は算出した事項に優先順位をつけて順番にやるだけです。

この段階で自分に相当甘い予定なので、サボらなければ時間は相当余っているはず。
存分に使いましょう。
択一やるもよし、復習するもよし、条文、百選なんかも潰したい。

これを優先順位を付けてたんたんとやっていきます。

無事、予定完成です。



ちなみに、実際は5.の段階で必ずやることをもう少し増やして(合計350時間程度)一日あたりのノルマに割り振っています。



私がこの予定作製法で気をつけているのは、
1.逆算
2.遊び
です。

ゴールが見えなければ立てた予定はただの自己満足ですし、キツキツの予定は自分を苦しめるだけです。


やる事をあげて行けば短いですが、実際渦中に身を置くと長い受験生活。
心の平穏を保つため、ムダなプレッシャーは排除していかなければしんどいですから。



毎度ながら、自己満足ブログですが、これが誰かの役にたてば嬉しいです。何かあればコメントでも、Twitterでも、直メールでも、なんでも。
私の考えであれば何でもしゃべらせていただきます。


2011年12月13日火曜日

六法の汚れ

勉強が進むにつれ、教材が汚れてきます。
私は、六法の汚れ方を見るのが好きです。

よく見る法律の部分が黒ずんで、勉強量を感じる事ができます。


私は元々、六法を綺麗に使う方です。
普段のめくり方も乱雑ではないですし、カバンにいれての持ち運びの際は必ずケースにいれます。(普通ですか・・・

なので、見ない部分は綺麗なまま。使っている部分が顕著に汚れてきます。

今は民訴と刑訴の部分が真っ黒。
民法が普通に黒く、会社、行政、刑法がほのかに黒い。


勉強量を反映しています。



ちょうど年末頃の六法を下から見るのが一番好きです。

買ったばかりの真っ白な状態から徐々にイロが着いていくのがわかるようで。
引退直前の、秋の六法だと、濃淡がはっきりしないんです。大体全体的に黒くなってしまっていて。

あと、六法は下面を見ます。
側面は汚れすぎていてイマイチ濃淡が見えない。
上面は、汚れが少なく良くわからない。よく開いているところ以外が汚れていたりしますし。

下面は程よく汚れていて、ハッキリと濃淡がわかるので良いです。






ご察しの通り、後半はただのフェチトークですね。
失礼いたしました。

4分割

不合格後、再受験までの期間は4つに分けられると思います。

1-リハビリ期間
2-年末まで
3-直前期まで
4-直前期

以下、私の解釈を説明します。




1-リハビリ期間
試験不合格後、私のようにやれ就活だ、やれ飲み会だと楽しんでいた方はすっぽりと法律知識が抜け落ちていると思います。
さらに、不合格のショックは個人差あれどそれなりに存在すると思います。
それを払拭するための期間です。


正直、完全に払拭するのは無理だと思います。
私は、未だに引きずってますし、合格したとしても折に触れて思い出すでしょう。

と言う事で、ここでいう払拭はもう少し軽く、テキストに嫌悪感を感じない、机に向かう時間が受験期とほぼ一緒になった時の事を指す事とします。

私が2時間で6枚かけるように戻ったのは、10月中旬でしょうか。
大体1月くらいと思っています。



2-年末まで
基礎体力をつける期間です。
私は、敗北の反省を踏まえ、インプット中心に過ごしています。
各自の学習スタイル、勉強の進み具合でやるべき事はかわってくるのではないでしょうか。

ちなみに私は去年、択一と論文のアウトプットをひたすらやっていたと思います。



3-直前期まで
1〜3月末くらいまで。
期間2の反省、課題を踏まえ、勉強効率を再度見直す時期です。
この辺から勉強時間も増えてくるでしょう。まとめ資料に手を出すのも、この時期の後半になるのではないか、と思います。



4-直前期
私は、模試受験から直前期と認識しています。
論文アウトプットの勘を鈍らせない程度にトレーニングしながら、択一とまとめ資料をひたすら読み込み、まわす。

今年はこの時期にダレてしまい、一日平均2〜3時間という、受験生にあるまじき勉強量でした。
そりゃ落ちるわ。

反省も踏まえ、今年は詰め込みを嫌がらず、取り組みたいと思っています。


次回の記事では勉強効率の見直しについて書いてみます。



2011年12月10日土曜日

司法コンの影響

Blog閲覧者数が跳ね上がりました。
1日30アクセスあれば多い方かな、というBlogが今日だけで120とか。(現在

外部サイトに接続すると違いますね。

Blogへの影響は置いといて、自分への影響。
たまたま今週は風邪と予定が重なり、非常に少ない数字を上げてしまいましたが、それでも皆様の勉強時間が非常に多い。

8時間×5日、2日バイトで40時間+@(バイトの日も勉強はしているので、もう少し多い)を当面の目標としているのですが、その数字だとかなり勉強量は少ないようで。

量より質!と息巻いて見たところで、質を伴った量をこなしている方にはかなわない。

いやー、やる気でました!
定期的にこうやってやる気を充電していかなくては、司法試験という通過儀礼に立ち向かう事はできません。

改めて、登録して恥をさらして(勉強時間が実質最下位なのでね・・・)良かったと思います。

来週は自分の質的目標を達成しつつ、最下位脱出します!!




司法コン

こんなものに登録してみました。

司法コン~司法試験の勉強時間記録サイト~
http://shihocom.glog.jp/

似たようなことは今年の受験前まで一人でやっていました。
司法試験を境に記録をやめたのですが、web上でゆるゆるやる事で他主的な規律が生まれそうです。

BlogのURL貼り付けて、相互にアクセス数を増やそうかという姑息なことも考えています。

心に負荷をかけない程度に、勉強しろ、と背中を押してくれる事を期待します。

「あいつ、これだけしかやってない!プークスクス」

なんて思われない様にやりますか。

予備試験バージョンもあるみたいなので、目指す試験にあわせて利用されるのも面白いかと思います。タダですし。

では。



予備校との付き合い方

私は今年、模試以外に予備校を使うつもりはありません。

もっとも、去年は答練に行きましたし、単発講座をとったこともあります。
良し悪しは分かるつもりです。


ローと違って予備校に行く義務はありませんので、シビアに費用対効果を考える必要があります。
他の人が行っているからという理由で行くことを止めるつもりはありませんが、有効な時間の使い方となっているか否かを検討することは最終的に予備校答練、講座を利用する上でも受ける意識が変わってくるので検討は有意義だと思います。

以下、講座は千差万別なので割愛。


よく言われる答練・模試を使うことのメリットは、

1.演習による効率の良い知識の吸収
2.時間配分のトレーニング
3.他の人が知っているところを把握する
4.模試で全日程を体感する

と言ったところでしょうか。

私は、
1.演習はゼミでやっている
2.元々時間配分に苦労するタイプではない
3.2000にはいるために周りの位置を把握する必要を感じない
4.来年の3月、4月には今年の苦しさを忘れている可能性がある

と言うことで、模試だけ受けます。

逆に、時間が足りない、アウトプットの機会がないというひとは答練に行くべきです。
なんせ書面審査。答案に書かなければわからない。伝わらない。

練習の機会は一定程度必要だとおもいます。


ということで、明日も勉強です。おやすみなさい。

2011年12月2日金曜日

やる気出ました

結局私自身の不調は2日で終了。
本人には絶対言いませんが、鞭を振るってくれた友人には大変感謝しています。

基本的にこのブログではパーソナルなことを発信するつもりはあまりない(一般的に役立ちそうなことをノリに任せて書きなぐっているだけなので)ので、今回の件も一般化して考えてみたいとおもいます。


やる気下がった







やる気でた



なんて単純。自分の単純加減に書いてて恥ずかしくなりますね。

教訓めいたものを無理やり導き出すと、
「自分の力ではどうにもならない時は躊躇わず他人を使え」
ということになりそうです。


人との繋がりで生きていく。目的のために使える手段を何通りも用意しておく。

受験だけではなく、今後実務家として活動する中で大事になって行くのではないでしょうか。
無理矢理今回のやる気減退もプラスに考えようと出来るほどにやる気が回復した事をお伝えして、今回の記事は終わりにします。

2011年12月1日木曜日

鞭の効果

報告。

鞭はテキメンでした。
無理して朝起きて、ゼミに行ったら一日学校に居られました。

途中で多少集中力を欠きましたが、精神面は明らかに上向きになりました。

とりあえず明日からもたんたんと勉強しようと思います。

2011年11月29日火曜日

飴と鞭(他者からのもの)

最近心のバランスが崩れています。

原因は65期司法修習が始まったこと。
考えまい、としてもやっぱり考えてしまいます。
なぜ自分がまだ大学で勉強しているのか、という情けなさと違和感に苛まれています。

考えても仕方がないし、やらなければならないことがはっきりしていることも分かっています。
しかし、理性通り感情が動いてくれない。

こう言う時は自分から好転させるのは難しいので、他者からの刺激によって流れを変える必要があります。


そこで飴と鞭。


考えつく飴としては、法曹関係者じゃない方におもいっきり愚痴を聞いてもらうこと。
出来るだけ利害関係がない人がいいです。
探すのがまた、難しい。

こっちはゆるゆるさがして行こうと思っています。


鞭の方は、無理矢理に勉強の流れに自分を追い込むこと。
私は弱いので、弱った時に自分から追い込むのは無理。というか、昨日、今日と精神面の不調でゼミを休んでしまっています。

そんな自分を追い込むため、明日は早い時間(主観的)にあえてゼミを組み、遅刻に対して厳格な罰を下すことにしました。
明日のゼミのメンバーの中の一人に頼み、罰の内容を決めてもらっています。

依頼した時の彼の顔から、彼はむしろ遅刻したほうが喜ぶのではないか、とも考えています。恐ろしい。


さて、この鞭がうまく働くでしょうか。

今回の、精神面の落ち込みは、通過儀礼をパスするため乗り越えなければならない障害だと思います。
乗り越えても次の障害があると思えばげんなりしますが・・・


2011年11月24日木曜日

これからの予定(blog的な意味で)

前回のエントリで司法試験の勉強につき,書きたいことはほとんど終わりました。
とりあえず,今後当ブログは

1.随時思いついたことを書く
2.気が向いたら今日やったことを書くブログに転向する


って感じですね。


模試の成績など,随時情報公開はしていく予定です。(興味がある人がいるかは不明ですが

模試といえば,再チャレンジが安いTAC模試を利用しようと思っていたのですが,今年はLECが破格らしいですね。2回で3万円とか。
辰己・伊藤塾はこの時点で検討対象から外れました。




で,司法試験が終わった後は就活ブログにかわるのかな。
司法試験が終了した後は

1.就活
2.司法試験終了後の勉強
3.65期から仕入れた修習情報

なんかを書いていこうかな,と思っています。



そして,発表後は成績公開,再現公開(これは試験終了後にやるかも)ですね。

何となく,こういう流れでゆるゆるブログ運営をしていこうかなと妄想しています。
それでは!

2011年11月21日月曜日

経済法

経済法はなんとなく得意な気がしてちょっと疎かになっていました。

最近、過去問を書く機会があって友人と見せ合いましたが、明らかに自分の答案だけレベルが低い。

まずい。


まずいと考えればまず分析。
自分の答案に何が足りないか。


良い点
1.事実はだいたい拾えている
2.評価の言葉を入れようとする姿勢がある
3.フレームがしっかりしているので予測可能性がある


悪い点
1.規範をきっちり覚えていないため、論述に説得力がない
2.事実を出しているが整理できていないため、羅列の印象を与える
3.条文選択を誤りがちで明後日の方向へ走り出すことがある



弱点のうち、1つめと3つめは自覚していました。

1つめは直前の追い込みのためのまとめノート(A4で32マイになりました)を作成しているので、それを詰め込むことで対処します。
もっとも、年末までに一度詰めて定着させることを考えています。正確に吐き出す事で、守りの答案になると思います。

3つめは百選や公取の事例集を読み込むことでアタリをつける能力を養うこと、法律論で争わないことで対処可能です。今年のひどい点から学びました。

さて、最近自覚してきた2つめの点はどうしようか。
整理か。
やはり、整理が合格に向けての一番の課題になりそうだ。


経済法に限らず、規範の勉強不足、整理不足が弱点だとおもっているのでそこを固めて合格へ!


2011年11月18日金曜日

二重人格

試験勉強をする上では二つの精神を持っておくのが良いのではないかと思います。

主観的な自分と客観的な自分。
足し算の自分と引き算の自分と言い換えることも可能でしょう。


主観的な、足し算の自分はメンタル面の安定のために必要。
この自分は
「今日はこれだけ出来た!合格にこれだけ近づいた!!」
「今日はあまりできなかったけど、昨日よりこれだけ近づけた!!」

というふうな思考回路を持っています。


一方、客観的な自分、引き算の自分は、実力をつける為に必要。
この自分は
「今の自分は合格にこれだけ足りない。」
「今日はあまりできなかったから合格から一歩遠ざかった。」
という、ある種ネガティブな思考回路を持っています。


大抵の方は無意識に両者を使い分けていて、かつどちらかが強いはず。私は前者が強すぎます。

前者が強い場合、根拠のない自信で試験に突っ込み玉砕してしまう可能性が高まります。
後者が強い場合、試験前に自分の心を追い込みすぎてより多くのことをしようとした結果、本当にやるべきことがおろそかになったり、精神を病んでしまったりします。

二つの精神がいる事を意識しなければ、どちらかが強くなります。


そこで私は、最近寝る前に二人の自分と心の中で会話するようにしています。

はたから見れば危ないやつになってしまうので、自宅で声を出さずにやっていますが。
やはり、心技体のバランスが大事だと思いますので。



2011年11月14日月曜日

ハコ思考

前にも書いたかもしれませんが、僕は司法試験に落ちてから、なお方法論を模索しています。
マイブームは「ハコ」思考。

これは結構いろんな所で流用できるかと思います。
さっき、ノリでTwitter連続投稿したものを転載します。


【勉強】合格答案のイメージがより具体化してきた。

要は、「整理」。
三段論法も、論証パターンも、知識も、当てはめも。
事案を整理して常識的な結論を出せばそれ相応の点がつく。

【勉強】改めて意識した理由は、答案添削。不合格者にも関わらず、答案添削をよく求められる。
添削中に、読みやすさを意識した。

自分の答案も意識しないと途端に読みにくくなる。自戒。
やっぱりハコ思考は間違っていない。

【勉強兼就活】ES添削を依頼されることも良くあるが、求められていることは一緒だと思う。
ハコの外装が法律に覆われていないだけで。ハコの中身が経験を元にした事実に変わるだけで。

わかりやすい文章で伝えたいことを伝えることが大事なのは変わらない。

【勉強兼就活】後は、ハコをどのように設定するか、ハコの中身をどのように盛るかw

ハコ思考の鍵は、自分の力をいかに10伝えるかということ。
10の力をハコがないことで6しか伝えられないより、8の力をハコにより分かりやすく8伝えることができれば、後者の評価が高くなる。

【勉強兼就活】それでも、100の力を持つ人はハコがなくても60伝わるし、3の力しかない人は、ハコがあっても3しか伝わらない。

どっちが大事、とかではなく両輪という事は、自戒をこめて記しておく。



ハコ、というのは伝え方のことです。その大枠をあらかじめきめておくことで、相手方に分かりやすく、内容だけに集中してもらう。

司法試験にはかなり有効だと思います。
ちなみに、論証とは違います。
機会があれば論証とハコの違いについても書こうかな、と思ってます。



2011年11月12日土曜日

欲しい本

最近勉強していて欲しい本。

とりとめもなく並べてみました。

刑事事実認定重要判例50上.下
要件事実マニュアル1.2
条解刑事訴訟法
条解民事訴訟法

位置づけとしては、上2つ(4冊)が知識の整理本で、下2つが辞書、もしくは辞書に至る前のワンステップ、かな?


前回の司法試験を受けて、欲しい本の傾向が変わってきたと思います。
理論と実務を繋ぐ意識が強くなっている点は肯定的な評価をして良いのか・・・


まぁ、下2つは択一六法で、上2つは拾い読みのために図書館に行くことで足りるので、暫くこれらが本棚に並ぶことはなさそうです。

(合計6万円くらいかな。今の自分にはちょっと出せんよ。法律書高すぎる


2011年11月11日金曜日

ゼミ論点表

直前期に勉強したことをさっと見返す資料が必要、ということはよく言われます。

私も色々な一元化ツールを使っています。
基本的には書き込みつきの趣旨規範本プラスハコという感じで臨もうと考えています。

しかし、これでは今学んでいる知識を思い出せない可能性もあると思います。

そこで、2回目のチャレンジに向け、新しく試しているのが「ゼミ論点表」。


ざっくりいうと、その日のゼミで扱った論点を抽出し、Wordで打ち込んだものです。

例えばこんな感じ。

【民訴】10.17 事例演習民訴6
 相殺と二重起訴の禁止(142条類推)
 明示の一部請求(特別事情により明示とみなせるか)
 一部請求の別訴がある場合,残部を相殺の抗弁として主張できるか
 確認の利益(5)<対象選択→実効性,即時確定→必要性,方法選択→ノリ>

【会社】10.18 事例で考える会社4(責任追及を受けている被告側から)
 利益相反取引の承認についての取締役の善管注意義務違反(423条3項)
 自己のために取引した者の責任(428条1項)
 監視義務違反取締役の責任(法令違反と423の関係)

【民訴】10.18 オフィスアワー民訴1
 訴えの併合(152条1項)
 併合義務(142条1項,会社837条)
 訴訟の中断,承継(124条1項2項,50条,51条)
 類似必要的共同訴訟と訴訟中断(40条3項適用の可否)
 類似必要的共同訴訟と控訴(40条1項適用の可否)

【刑訴】10.19 事例研究1-2
 現行犯逮捕(212条1項)現認者以外による逮捕
 準現行犯逮捕(212条2項)同上
  現行性(時間的場所的接着性)と明白性(逮捕者自身の認識によるもの)
 一罪一逮捕一勾留の原則(釈放即再逮捕が可能か,緊急逮捕の要件を満たしているか)

【行政】10.21 事例研究行政法5
 処分性(行訴3条2項)終局処分ではない,直接性が存在するか
 (行政指導の意思に反した継続(行政手続法33条))
不作為の違法確認訴訟(行訴3条5項)
申請型義務付け訴訟(行訴3条6項2号),併合提起
 *行政手続法7条の位置づけ?



これを見て思い出せるならよし、思い出せないなら問題集の該当箇所をよむ、という感じです。

ゼミでどのようなことをしたかを書くことで、頭の整理にも役立ちます。

とりあえず続けてみようかな、と考えております。


2011年11月9日水曜日

ストイック

ストイックであれ、って最近よく言われます。
でも、自分の性格上ストイックなのは無理。潰れます。

ここでいうストイックとは、机の前にいる時間を出来るだけ増やすこと。



ストイックにすることの良さは落ちた時にしかでないと思います。

「あんなに勉強したのにダメだった、惜しかったね」

という、他人への免罪符。

私が落ちた理由を他人に聞いていった時に、大体の方に勉強不足と言われました。(ここまでストレートに言われることは少なかったですが



受かる人は直前に海外旅行行っても、1ヶ月ストレスで勉強が手につかなくても受かる。

もっとも、前回の受験の際は漫然とこのような言葉に甘えていた節があります。

その方々が受かった理由は、それまでの積み重ねが合格に達していたから。ただそれだけ。

やっぱり、真剣にやる時間×効率が一定ラインに届くかどうかなんです。そう思います。

そこで、ストイックにやるかどうか、メリハリをつけるかどうかは個人の自由。
ストイックにやってるふりもしんどいですし、誰かにアピールするために勉強しているわけでもない。ただ、自分が受かって弁護士になりたいからそのための通過儀礼を超えるために勉強しているだけ。

もちろん、ずっと勉強して合格するのがベストです。でも、自分にはできない。
だから、息抜き含め、できる範囲で全力で!!



でもやっぱり、自分はかっこ悪い落ち方したなー(

2011年11月7日月曜日

生活リズム

しばらく間隔があいてしまいました。
そろそろ連続投稿で発散したい事が終わってきた、ということでしょうか。

これからも自分のペースで適当に書いて行くのでよろしくお願いします。
あと、なんとなくはじめたブログなので前と同じことや、矛盾することを書いていても気にしないでください。
遺言と一緒で抵触する部分は後の分が優先ということで。




さて、今日の本題。
生活リズムについて。

そこそこ長い受験生活、一定のリズムを保つことは大切です。
でも、夜寝れず、朝に無理して起きて、一日中ボーッとしてしまうなんてことがあったりしませんか?
私はしょっちゅうでした。
無理してリズムを取ろうとした結果、睡眠時間が足りない時には眩暈がする体質になってしまったりもしました。




そんな時は発想の転換。
リズムを一日に合わせなくてもいいんです。
別に、無理して夜寝て朝起きる必要はない。
一日というサイクルに縛られる必要はないのです。

もっとも、こう言うと、好きなだけ寝てることを肯定しているように聞こえますが、それは違います。



一日というサイクルに合わす必要は(受験日を除き)ありませんが、受験生活を効率的に過ごすためのサイクルを作る必要はあります。

世間は一日24時間サイクルなんです。
しかし、専業受験生に限りますが、受験生は時間を自由に使えます。
睡眠を1つの区切りとして、30時間のうち9時間睡眠、14時間勉強、7時間自由時間などでもいいのではないか、と思います。


実際に私は、今年の試験前1ヶ月(4月からGWまで)は、30時間サイクルを作っていました。
夜寝て朝起きなければならないという固定観念を捨て、ストレスを減らす方法をとったのです。

リズムが取れず苦しんでらっしゃる方(昼夜逆転してしまってる方なども)一つの手法として試して見たら面白いかもしれません。

2011年11月4日金曜日

ストレス

試験勉強はストレスとの戦いだと思います。

適度な息抜きが大事なのと同様に、いかにストレスをかけず勉強するかと言う点も大事です。


前者について僕は、「適度」のレベルを超えているんじゃないか?と思うほどの息抜きをしているので問題ありません。(飲み会、自転車通学などなど



後者の点で最近悩んでいます。

僕が落ちた主たる理由はインプット不足です。そこははっきりしています。
そこで、最近はインプットを以前より多めに行うようにしています。

これが、ストレスフル。
本質的に法律の勉強に向く人ではないのではないかと、自分の資質を疑ってます。


そこで、インプットの際にいかにストレスを減らすか、と言う点がテーマになります。

最近試しているのが

音楽を聞きながら勉強することと、
眠たくなったら無理せず遠慮なく寝ること、
自分が調べる範囲を超えたらその瞬間に人に聞くことです。



音楽は、脳がそっちに集中して散漫になると言うことから今まで敬遠してきました。
しかし、どうせ物音で散漫になるのだから、物音が聞こえなくなる分いいのではないかと試しています。
今までは物音がない時に10、物音がしたら5だったのが、常に8の集中を保つイメージです。


寝ること、これは適度な息抜きと言う所にカテゴライズされるかもしれませんが。最近は眠気がどうしようもなくなる前に短く寝るようにしています。


人に聞くこと。わからないことって結構ストレスがたまるんです。
もちろん人に聞くことは人の時間を使うことですから、礼儀として自分の手の届く範囲は調べます。でも、手が届く範囲以上は調べません。
で、聞く方法はTwitterです。暇な方に答えてもらおうと。答えがこなければ、その時にはじめてメールで質問します。
この手順を踏むことで、消化不良が少なくなっている気がします。


ストレスを減らし、楽しく合格に近づきたいですね!


2011年11月2日水曜日

コンメンタール

インプットシリーズ。


百選を読んで趣旨規範本に流し込むという勉強は順調に進んでいます。

百選を読む際にもう一つ手元においているのが、コンメンタール(予算の都合上、択一六法)。

試験に持ち込めるのは条文のみ。
今学んでいるのがどの条文のどの文言解釈かということを知るために、条文の並びにそって簡単に情報整理をしてくれるので愛用しています。


やはり、条文を見て趣旨、要件、効果が出てくるかどうかが基本ですから。
将来は手持ちで条解を揃えたいです。我妻コンメンタールは持ってるんですけどねー。



コンメンタール大好きという姿勢は、実務家にも褒められた事を付言します。


2011年11月1日火曜日

百選

僕は今、改めて判例百選を読み返し、気づいたことを趣旨規範本に落とし込むことをインプットとしてしています。
具体的には、百選を解説まで読んだ上で趣旨規範本に書かれていない事、趣旨規範本がまちがっているところを書き足し、書き直しています。あと、百選の余白にどの条文のどの文言が問題となっているのか、民事系は特にブロックを書いてどこが争点かを意識するようにしています。
1判例30分くらいかかるので、インプットとして年末迄に終わればいいかなと思っています。


インプット素材は数ありますので、参考までに百選のいいところ、悪いところを書いておきます。

百選のいいところは、受験生が押さえるべきスタンダードを示してくれるところ。百選以上のことを知らなくても合格はできる。
とりあえず選択科目合わせて1500判例くらいありましたが、これをキッチリおさえれば、インプットとしては十分かと。(キッチリの定義によりますが

一方、悪いところは解説の質。これは、最近の百選になれば大分ましと(主観的に)思っています。




しかし、僕が勉強をはじめたのが大学2年の2005年4月からなので、主だった科目の判例百選はほぼ改訂されてしまいました。
早く受かれって事ですね。立派なベテです。


2011年10月30日日曜日

就活

僕は就活が得意です。
言い切れるのは、特殊経歴とそのアピール方法に自信があるから。

さほど成績が良くない(所属ローで半分くらいの位置)し、語学能力がない(日本語すら不安、最近鍛えてはいる)のにもかかわらずそれなりの数、サマクラにいかせていただいたのは、弁護士にとって一度見てみたい人材であったからだとおもっています。
しかし、サマクラ後、個別に呼ばれることはなかった。すなわち、サマクラ段階で選考に落ちていたということです。

結局、法的能力の有無は短期間でも分かるのだな、と不合格になった今、実感しています。

そして、現在、気分転換に合格者の履歴書を添削しています。完全に暇つぶしです。
しかし、来年に役立つ。

合格して就活段階でライバルがどんな履歴書を書くのか、肌で感じられる。無意味ではない。


むしろ、今年落ちたことによって来年のサマクラにも応募できます。
2回目のサマクラ採用が厳しいのはわかっていますが、採用されたら成長した法的能力で全力を尽くすことができます。

ほら、未来は開けている。


(今回の記事は完全に自己満足です。



2011年10月29日土曜日

排除と回避

僕の選択科目は経済法です。
経済法の基本的なお話として、競争を制限するための方法というものがあります。

曰く、
「競争を制限する方法は2つしかない。競争(者)を排除するか、競争を回避するか。」

だそうです。

僕はこの考え方がすごく好きです。
勉強環境が整わないときによく考えます。例えば、隣の席の人の物音が気になる時。

排除の方法としては、直接クレームをいって直してもらうというものや、実力行使(笑)があります。(あくまでなしうるだけなので、実際にはしません。)
回避の方法としては、物音が気にならないように音楽を聞く、そもそも勉強場所を変える、などがあります。

そして、競争制限にかかわらない日常の話では、もう一つ、「乗り越える」というという選択肢があります。
まぁ、経済法においては乗り越える=競争関係の発露なので、そもそも適法なだけなんですけど。

自習室の例でいけば、物音に負けない集中をするという方法ですね。

もっとも、コスト(そこに使うエネルギー)を考えれば、一事が万事乗り越えるという選択肢をとることは難しい。(ここの感覚がわからない人は慨して苦手です


ということで、僕であれば物音の障害は回避の方法を取ります。
物音程度の話で乗り越える選択肢を取るのはエネルギーの効率的配分の観点から持ったいないからです。


でも、弁護士になるためには、司法試験は排除も回避もできないんです。
結局、乗り越えるしかない。



以上、最後の2文だけ言いたかったので満足しました。


予定表

僕は結構記録を作るのが好きなタチで。

2005年の年末から、2011の新司法試験受験1週間前まで勉強記録を作っていました。

24時間のタイムラインに、ストップウォッチではかった勉強時間を書き込んで、その下にやった事を書いていました。
新司法試験直前にはそれを見て、自分を鼓舞していました。

そのほかにも、択一式の問題を解いた数をグラフにしたり、直前期にやるべきタスクを手書きで書いて達成するたびに消したり。



不合格後の勉強においては、勉強時間を気にする事はやめました。
不安にはなるでしょうが、来年の試験前は得体のしれない不安はないはずですし。



今も継続して行っているのは長期、中期、短期の予定表作成。
予定表という名のTODOですけど。

短期(その日、次の日くらい)、中期(1〜2週間)のTODOを作る際に意識しているのは、3パターン作る事。

1.絶対達成できるものだけのTODO(ゼミに行ってその復習をする、など)
2.1に現実に達成できそうなものを加えたもの(毎日の百選・択一演習など)
3.1、2に加え、全部は達成できないだろう、というもの(本日よんどくべき基本書、空いた時間に潰そうと思っている答案構成など)


なぜ、こんな面倒なカテゴリ分けをするかというと、TODOの効用が違うからです。


僕は、TODOの効用は2つあると思っています。
1つは達成感。予定を決めてそれを達成するという過程にはそれなりの快感があります。
もう1つは次にする事の把握。この効用を享受するためには、予定がなくなることがあってはなりません。

だから、短期、中期は何段階ものTODO
を作るべきだと思っています。

実際に予定を作るのに失敗してしまう方は、達成できない予定を入れ込んで、達成できないことに絶望を感じてやめるというパターンが多いです。

それほどストイックでなく、むしろサボる機会を虎視眈々と狙っている僕の様なタイプの人は、常に予定で縛ってサボらないように、かつ、予定作成自体にストレスを感じないように常に達成感を得させるこのような方法はオススメです。

さて、今日も一日頑張って行きますか!

2011年10月28日金曜日

「ハコ」の作成

合格者に聞いた話。
司法試験の勉強は2種類ある。それは、

2000番に入る勉強
順位を上げる勉強

僕も1回目のときからこれはあると思っている。もっとも、不徹底だった(特に民事系)

とりあえずしなければならないのは、2000番以内にはいる方法。
例外的に、知識が有り余っているような方は2000番にはいる方法を意識しなくても受かるのだが。来年は絶対受からなければならない自分にとって知識をいれる勉強しかしないのはリスキーすぎる。


そこで、「ハコ」なのです。ハコは、処理手順のまとめと言い換えることもできます。
たぶん、前に記事で書いたかと思いますが。

たとえば、憲法はあらかじめ答案構成をつくって個別の事案を放り込む。放り込み方で点数の上下は変わりますが、構成がきっちりしていれば破滅的な点は取らない。

たとえば、処分性、原告適格、裁量。ほかにも伝聞などもそう。
書く内容は違えど、どんな問題でもあるハコにいれてしまって内容を変えて行くというのが有効。

これはいわゆる論証パターンとは違います。
論点知識を吐き出すのではなく、答案の共通部分を作法として出すのです。

ハコがきっちりしていれば中身が多少ずれても破滅的な点は取らない。あと、ハコにはめ込むだけなので、内容を考える時間を多く取れる。

僕は憲法以外、何となくしかハコを作っていませんでした。
それで落ちた。

知識をいれる勉強と並行して、それより大事なこととして、ハコの作成に取り組んでいます。


今日は伝聞、行政裁量、会社法の思考の流れというハコを作りました。
ハコの作成過程で知識も確認できますし、いい作業だと思います。


世にいうまとめノート類は、教科書の切りハリだろうと軽くみていたのですが、この様なノートを皆作っていたのであれば自分の見識の浅さを恥じます。


早めにハコを作って、論文を安定合格ラインまで持って行きたいですね。



科目毎の力配分

難しい問題ですが、僕は今年のうちは論文憲法、刑法についてほとんど勉強する気はありません。
なぜなら、他に優先すべきこと(民事系)がある事に加え、この2科目は追い込みが効くことが個人的経験則からわかっているので。

憲法はハコが出来ればある程度こけない答案はかけるし、ブレイクスルーには莫大な労力を要する。
刑法は、総論については筋の通った理解が必要だがある程度できている。各論は択一の勉強で賄える。

それよりも会社法の論点知識、民訴の骨太な理解が最優先です。
偏差値30を50にあげるのと、偏差値55を60にあげるのは後者のほうが難しいのにもかかわらず、本番でより合格に近づくのは前者。
ということで、上記結論に至りました。

ちなみに、平成23年の司法試験得点予想は、憲法50、行政54.民法45、会社30、民訴20、刑法60、刑訴40です。あっ、経済は31でした。

以上から、とりあえず年内の論文対策勉強時間配分は民法1、会社と民訴併せて4、刑訴と行政併せて3、経済1、憲法と刑法併せて1くらいにしようと思っています。


また別の記事で書くかもしれませんが、年明けからのだいたいの予定は、
1月→刑事系メイン
2月→公法と経済メイン
3月、4月→民事系メイン
後は流れ、というか択一対策の延長という感じですね。

ちなみに、この記事は駅から学校に歩く道すがら書いてました。
今からゼミです。
よし、合格しよう。



三段論法

今日は、新司法試験過去問を素材として三段論法の勉強をしてました。

出題趣旨読む
書く
合格者に見てもらう
ぶんせき本読む
優秀答案を三段論法に従って線引きする

という流れで取り組みました。
実際、自分の弱点として、三段論法が徹底できていないというところがあります。
そこで、優秀答案を色分けすることで答案のカタを学ぶ事を目的として、勉強しました。

色分けとしては、
0.問題提起(オレンジ)
1.趣旨からの規範(黄色)
2.規範に基づくあてはめ(緑)
3結論(赤)
という感じで240点から150点の答案を合計10通くらい色分けしてみました。
何となく、三段論法の「徹底」ができるのではないか、と思っています。

明日からも過去問解いた後には上位答案の色分けをやってみよう。


合格に向けて進んでます、多分。

2011年10月27日木曜日

2012年対策基本ライン

今回の結果を受けて思ったことは3つ。

・公法・刑事は最悪キープ
・経済は踏み込み過ぎなければ何とかなる
・民事!民事!!民事!!!


そして,合格者にお話を聞いて思ったのも3つ。

・アウトプット重視の方法論は間違いではない,公法系・刑事系とゼミ仲間の成績が証明している。
・三段論法を徹底すべき!
・民事系の分析が甘かった。


三段論法ってできてるようでできていない。常に意識し,アウトプットのたびに周りに確認する!

民事系のインプットをするのは当然のこと,インプットを入れる「ハコ」ができていないと効率が悪い。


ということで,①民事系のインプット,②民事系のハコつくり,③公法・刑事・経済は最悪キープ
を2012合格基本ラインとして勉強します。

ここでいう基本ラインは,確実に合格するための技術的な面であって,順位を狙うためには全科目につきもっと理解を深めなければならないことは言うまでもありませんが。

論文方法論

論文はとにかくアウトプット重視。
毎日答案書いていました。

3年10月から,毎日最低1通。アウトプット:インプットの割合は8:2程度でした。

ゼミを組んで答案を書いていたのですが,ゼミ4人中3人が合格。(そのうち2人は500番以内)
方法論自体は間違っていないことを確信しています。

肝心の自分の結果は,

公法 104(1000番程度)
民事  95(4800番程度)
刑事 100(1500番程度)
経済  31(500番程度)←民事系と同程度の順位
合計 3200番程度

でした。

公法,刑事で合格点(下位ですが)を守れたにもかかわらず,民事系と経済でやらかしてしまった理由は,
民事 → 会社と民訴(会社は論点落とし,民訴は圧倒的理解不足)
経済 → 法律論で戦った。冒険はしないと誓いました。

方法論,択一

基本的に過去問しかしていません。

ローに入った夏に肢別本を全科目1周,その後も3週くらいまわしましたが,ただ回しただけ,全然効果がなかったと思っています。

9月くらいから過去問を1日20問。解いて解説見ながら択一六法でチェック。10月から本番まで3~4000問くらい過去問を解きました。
本番まで初見の問題の最高得点は215点という体たらく。
本番は運よく

公法 65
民事 111
刑事 71

点を取ることができ,合格者平均を超える程度(2000番程度)を取ることができました。

でも,実力は全然ないので,択一についてもインプット,アウトプットを深めていこうと思っています。

略歴

<職歴>
2006.12009.3 訪問介護事業に従事
2010.9 在校生サマクラ2つ(大阪)
2011.5~2011.9 卒業生サマクラ6つ(大阪4,名古屋1,静岡1)

<その他資格など>
行政書士試験合格
ビジネス実務法務検定2
法学検定3級(行政コース)
ホームヘルパー2
メンタルヘルス・マネジメント検定2級・3級 他

要は,サマクラいっぱい行きました,資格は大したものを持ってません,てやつですね。

今回の司法試験は
公法 104
民事  95
刑事 100
経済  31
と,なかなか面白い成績で落ちました。
択一は247.普通です。


次は方法論の記事を書く予定。

2011年10月26日水曜日

自己紹介と当ブログの作成趣旨

はじめまして。sioMinnと申します。

1.自己紹介
面倒なのでTwitterの自己紹介を転載します。

2012司法試験上位合格のために勉強中/野球/中日・楽天/自転車(ライトウェイ)/ウィルキンソン/アジカン/1985年12月25日/四条畷56期/市大二部/野球部/ホームヘルパー/がんこOMM店/阪大ロー/ロー交流会/大阪弁護士就活/弁護士事務員/経済法/メガネ/八重歯/左利き/貴志祐介・京極堂・・・興味が出たら絡んでください!

・・・適当で申し訳ないですm(_ _)m

2.当ブログの作成趣旨
1)私は2011新司法試験に落ちてしまいました。
2012年の司法試験(呼称変わりました)に合格するために、いろんな方にノウハウを聞きました。
それを忘れないようにするため、ノウハウ+自分の方法論で、自分の思考過程を言語化しておきたかったんです。

mixiやfacebookでやればいい、という事も言えるんですけど、あっちは法律に関係ないリアル友人もいらっしゃるので・・・

2)もともと合格体験記を書こうと思って、色々準備していました。基本的に僕は自己顕示欲が強く、情報発信を積極的にしたいタチなので。
それが落ちてしまった。頭の中にまとめていた事が0になるのはあまりにもったいない。あと、いざ受かってからドヤ顔でこうしていた、と書くのはすこしかっこ悪いと感じたので(特定人をさしているわけではない)

3)合格者に色々聞く中で、「この人たちにとって司法試験はもうリアルじゃない」「方法論で負けたわけではない」という感想を抱きました。そりゃ、すでに受かった試験の対策を本気でできる人が少ないのは当たり前ですよね。後者は、自分のささやかなプライドですw
受験生段階でリアルに感じた事を書き留めておくのは大事かな、と思っています。

ということで、(1)備忘録、(2)自己顕示欲、(3)リアルな言葉という3点を当ブログの作成趣旨といたします。

一瞬でやめるかもしれませんが、これからよろしくお願いします。