本日16時に2015年司法試験の択一結果発表がありました。
http://www.moj.go.jp/content/001146258.pdf
実際,通過者の番号が発表されるわけではないので,通過ラインぎりぎりの方は6月中旬までやきもきすることになるんですよね。
個人的に教えていた方の成績を聞き,いろいろと思うことはありますが,データを見ていくことにします。
今回の概要は以下のとおり。
採点対象者数 7,937人
対象者(短答通過者) 5,308人
通過率(小数点第二位四捨五入)66.9%
>>短答式試験の各科目において,満点の40%点(憲法20点,民法30点,刑法20点)
以上の成績を得た者のうち,各科目の合計得点が114点以上の成績を得たものは,短答式
試験の合格に必要な成績を得た者とする(平成27年6月3日司法試験委員会決定)。
昨日の決定らしいですね。
単純計算すると,最高点は去年までの半分になっているので去年までの水準であれば228点。
意外と高い印象を受けますが,3科目に減り,難易度も大きく変わらなかった結果,平均点が少し上がったのでしょうか。
平均点 120.7(二倍にすれば241.4点,2014年の平均は 218.7点)
ということで,やはり大きく平均点が上がっていますね。
1年で判断するのは早計ですが,安定合格ラインは125点(7割強)程度と考えていた方がよさそうです。
ちなみに,合格者平均点は133.6点なので,これ以上取らないと,論文のアドバンテージはないということになりますね。
憲法の水物感は半端ないので,民法刑法で8割程度とれるように知識を鍛えておくことが必要になりそうです。
この結果を踏まえ,6月6日のガイダンスでお話しする内容も変わってきそうです。
うーん。
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