余り踏み込んでやらない方が良さそうです。
特に選択科目の解説冊子(私が受験したのは経済方なので、経済法に限定しますが)は個人的に首を傾げるものでした。
配点事項が本試験と乖離している。当然使われるべき事情が上がっているのに配点されていない、など。
まぁ、論文の復習は成績が返ってきてからもう一度確認するくらいにとどめます。
問題は択一。
今回は62-84-61で207。
採点で多少ミスしていたとしても210はこえないでしょう。
私は去年、模試で215、本試験は247。
今年も7割の245くらいを基準として、余り択一を重視していなかったのでこの結果もいた仕方ないかと。
ここから詰めることで点数の伸びが期待できます。
詰めないと、足切りも視野に入りますからね。それは避けたい。
そこで、(嫌ですが)復習をすることに。
しかし、復習の前に検証して見ました。
本当に択一の実力が下がっているのか。
今回、択一の民事系が84点(41-20-23)。できなかった意識はなかったのにすごく悪い成績でした。
本日、H22の民事系を解いて見たところ、58-28-30でほぼ8割、116点取れました。
一年ぶりに触れるので、細部まで答えを覚えているわけではありません。
多少は答えを覚えているとしても、本試験と模試の傾向には有意な違いがあるのではないかと思いました。
とは言え、最低限の知識があればこんな点は取らないはず。
ということで、知識は抑えておこうと思います。
目指せ280(いうだけはタダ
しおみんこと塩見恭平と申します。 ■辰巳法律研究所大阪校・京都校にて「ハコ思考」ゼミ,京都産業大学法職講座講師(民事法)。 □モットーは,「普通の人が,普通の勉強時間で,普通に合格できる方法論」,「できる限りの努力を,最高の質で!」 □「ハコ思考」,「当たり前六法」を提唱。 ■講義実績 ・辰巳法律研究所「ハコ思考」「当たり前六法」「当たり前司法試験」 ■学生自主企講義 ・大阪大学法科大学院 ・京都産業大学法科大学院 ・立教大学法科大学院 ・学習院大学 ・同志社大学現代司法研究会 学生企画募集中! 詳しくは<http://www.helper-law.com/#!about2/c1l82>まで!
2012年3月20日火曜日
2012年3月18日日曜日
模試
3/14〜18の模試を受験しました。
つかれたー。
それはさておき、今回はW社の一番早い日程を受けました。
理由は価格と日程。
本試験会場で受けることや、母数の多さという要素は一回受験した自分には不必要だと判断したからです。
とりあえず4日間の疲労をもう一度身体に思い出させるために受けてきました。
とはいえ、せっかく受験しているのだから他にもえるものがほしい。
ということで、各科目の試験が終わったあと直ちに感想をメモ。
知識ではなく、視点をメモすることを意識し、本番での汎用性を持ったメモになっています。
くだらないことから再度確認すべきことまで、雑多なメモになっていますが、参考までに公開します。
以下W社模試のネタバレの可能性あり
総合→ティッシュ、ハンドタオル忘れ。
枚数かけない。文字が小さくなった。トレーニングの必要。諦めが出る。全体的に誘導多かった。これに慣れない。
経済→もっと整理。当てはめあんまりできなかった 。新構成方法はいい感じかな。
憲法→切り込めず。権利をもっと踏み込んで。当てはめで事実拾えず。ラインの引き方を工夫すべし。
行政→7分余った。配点大きいところは より多くの検討を。本番はもっと誘導が少ない。
民法→配点通りの分量にならず。筆力を過信してたかな。 数字を意識したものの表現できず。
会社→分量が偏ってた気がする。論点書いただけ、みたいな部分が有る。要件検討の順番に合わせて。三段論法も乱れた。このコマで疲れが顕著に出るので、対策必要。 前日銭湯→早寝作戦か。
民訴→設問が数個ある場合は全て構成してから書き始めよう。どこが分からないかを認識しているか否かで設問ごとにどれくらい時間をかけられるかが決められる。
分からない問題は、条文解釈・論理の飛躍をしない・誘導に乗る事を徹底。箇条書きでも構わない。
誘導に乗ること。誘導に合わせた規範、当てはめは基本。書きたいことを書くのではなく、問題解決のために書いて欲しいことを書く。
刑法→7分余り、5.7ページで終わるとは。当てはめ不足。構成が汚い所、構成通り書いていない所があった。だいたいの罪、論点をざっと書いて消していく方法は論点落ちを防ぐために良いかも。刑法ならやりやすい。
刑訴→時間足りず。区別も大事だが、まとめられるところはきっちりまとめて時間節約せな。点数配分の予想は当たっていたが、点にならないところを長々と書いていた。
択一→ 自己採点207。模試を境に択一に力いれよう、と考えていたものの、さすがに焦る。
ちなみに去年は4月2週に受けて215。去年と変わらない・・・のか!?
一日20問徹底。
択一が思ったより取れなくて危機感を感じています。
今後の追い込みで250を安定して取れる様にします。
模試を生かして合格に繋げたいですね。
つかれたー。
それはさておき、今回はW社の一番早い日程を受けました。
理由は価格と日程。
本試験会場で受けることや、母数の多さという要素は一回受験した自分には不必要だと判断したからです。
とりあえず4日間の疲労をもう一度身体に思い出させるために受けてきました。
とはいえ、せっかく受験しているのだから他にもえるものがほしい。
ということで、各科目の試験が終わったあと直ちに感想をメモ。
知識ではなく、視点をメモすることを意識し、本番での汎用性を持ったメモになっています。
くだらないことから再度確認すべきことまで、雑多なメモになっていますが、参考までに公開します。
以下W社模試のネタバレの可能性あり
総合→ティッシュ、ハンドタオル忘れ。
枚数かけない。文字が小さくなった。トレーニングの必要。諦めが出る。全体的に誘導多かった。これに慣れない。
経済→もっと整理。当てはめあんまりできなかった 。新構成方法はいい感じかな。
憲法→切り込めず。権利をもっと踏み込んで。当てはめで事実拾えず。ラインの引き方を工夫すべし。
行政→7分余った。配点大きいところは より多くの検討を。本番はもっと誘導が少ない。
民法→配点通りの分量にならず。筆力を過信してたかな。 数字を意識したものの表現できず。
会社→分量が偏ってた気がする。論点書いただけ、みたいな部分が有る。要件検討の順番に合わせて。三段論法も乱れた。このコマで疲れが顕著に出るので、対策必要。 前日銭湯→早寝作戦か。
民訴→設問が数個ある場合は全て構成してから書き始めよう。どこが分からないかを認識しているか否かで設問ごとにどれくらい時間をかけられるかが決められる。
分からない問題は、条文解釈・論理の飛躍をしない・誘導に乗る事を徹底。箇条書きでも構わない。
誘導に乗ること。誘導に合わせた規範、当てはめは基本。書きたいことを書くのではなく、問題解決のために書いて欲しいことを書く。
刑法→7分余り、5.7ページで終わるとは。当てはめ不足。構成が汚い所、構成通り書いていない所があった。だいたいの罪、論点をざっと書いて消していく方法は論点落ちを防ぐために良いかも。刑法ならやりやすい。
刑訴→時間足りず。区別も大事だが、まとめられるところはきっちりまとめて時間節約せな。点数配分の予想は当たっていたが、点にならないところを長々と書いていた。
択一→ 自己採点207。模試を境に択一に力いれよう、と考えていたものの、さすがに焦る。
ちなみに去年は4月2週に受けて215。去年と変わらない・・・のか!?
一日20問徹底。
択一が思ったより取れなくて危機感を感じています。
今後の追い込みで250を安定して取れる様にします。
模試を生かして合格に繋げたいですね。
2012年3月9日金曜日
狙いを定めて。
3/14〜W社の模試があります。
来週ですね。あえてはやめの日程で受講し、修正をしやすくするのが狙いです。
点数は関係ないとはいえ、目標はあります。
100(40・60)
130(45・50・35)
100(60・40)
45
択一220
くらいです。
模試で試されるのは知識。
これくらいとっておけば、意識で本試験は伸びる(はず)。
民事系は戦略的に後回しにしていたので、取れてこれくらいでしょう。
B判定でも御の字。このままのペースで勉強していれば、本番は500くらいにはいれるはず。
模試を利用するとはこういう事かと改めて思いました。
勉強時間が少ない凡人が戦略的に合格するために、やるべき事はやっています。
順調!(と言い聞かせる今日この頃。
来週ですね。あえてはやめの日程で受講し、修正をしやすくするのが狙いです。
点数は関係ないとはいえ、目標はあります。
100(40・60)
130(45・50・35)
100(60・40)
45
択一220
くらいです。
模試で試されるのは知識。
これくらいとっておけば、意識で本試験は伸びる(はず)。
民事系は戦略的に後回しにしていたので、取れてこれくらいでしょう。
B判定でも御の字。このままのペースで勉強していれば、本番は500くらいにはいれるはず。
模試を利用するとはこういう事かと改めて思いました。
勉強時間が少ない凡人が戦略的に合格するために、やるべき事はやっています。
順調!(と言い聞かせる今日この頃。
2012年3月7日水曜日
復習方法
先日、フルスケールで答案を書く重要性につき記事を書きました。
フルスケールのデメリットとしては、どうしても検討できる問題が少なくなること。
そこで、そのデメリットをなくす為に復習に汎用性をもたせる必要があります。
最近は
1.論文を解く(週4通平均。最近増えてきました。)
2.合格者やゼミメンバーと交換し、批評。
3.批評を参考にし、視点をメモ
4.写メ→スキャン→エバーノートでクラウド化
5.折に触れて見直す
という手順で復習に汎用性を持たせています。
ここで大事なのは、知識の勉強でなく意識の勉強をしているということ。
間違えた→なぜ間違えたか→次に間違えない為にどうすればいいか
というサイクルを念頭に置いてメモっています。
例えば、
正当防衛の相当性を書くに当たり、被告人と被害者の体格差をかけなかった
何故?→考慮事由を知らなかった、体格・年齢・格闘経験等の事実に鈍感だった
解決方法→考慮事由をまとめる、問題文へのマーク方法をより目立つ方法にする
という感じです。
一個一個の勉強が力になり、合格に近づいていることを感じます。
今の期間を無駄にしたくないので、合格します。
もう一踏ん張り!!
フルスケールのデメリットとしては、どうしても検討できる問題が少なくなること。
そこで、そのデメリットをなくす為に復習に汎用性をもたせる必要があります。
最近は
1.論文を解く(週4通平均。最近増えてきました。)
2.合格者やゼミメンバーと交換し、批評。
3.批評を参考にし、視点をメモ
4.写メ→スキャン→エバーノートでクラウド化
5.折に触れて見直す
という手順で復習に汎用性を持たせています。
ここで大事なのは、知識の勉強でなく意識の勉強をしているということ。
間違えた→なぜ間違えたか→次に間違えない為にどうすればいいか
というサイクルを念頭に置いてメモっています。
例えば、
正当防衛の相当性を書くに当たり、被告人と被害者の体格差をかけなかった
何故?→考慮事由を知らなかった、体格・年齢・格闘経験等の事実に鈍感だった
解決方法→考慮事由をまとめる、問題文へのマーク方法をより目立つ方法にする
という感じです。
一個一個の勉強が力になり、合格に近づいていることを感じます。
今の期間を無駄にしたくないので、合格します。
もう一踏ん張り!!
2012年3月3日土曜日
就活はじめ
3/1に大阪のある事務所がサマークラークの募集を始めました。
私は去年お世話になりましたが、今年ももちろん出しました。
行って新しい視点を学びたい、(願わくばさいよr
去年6つもサマクラに行って受からなかった私はハンターハンターのトンパさんみたいになってます・・・
実際現役生から冗談混じりに「えっ、先輩が出したら受からないっす」と言われましたし。
ルーキー潰しなどやめて、今年きっちり合格しなければ・・・
よし、合格!!
私は去年お世話になりましたが、今年ももちろん出しました。
行って新しい視点を学びたい、(願わくばさいよr
去年6つもサマクラに行って受からなかった私はハンターハンターのトンパさんみたいになってます・・・
実際現役生から冗談混じりに「えっ、先輩が出したら受からないっす」と言われましたし。
ルーキー潰しなどやめて、今年きっちり合格しなければ・・・
よし、合格!!
フルスケールの重要性
2月から、週3通以上答案を書くことを義務付けています。
ちなみに、現役の頃は週5通以上書いていました。
ちなみに、僕のゼミは3/4が現役で受かっています。
その事から、僕は経験的に答案をフルスケールで書くことを重視しています。
もちろん、答案構成で済む頭の良い方はその方が分量こなせていいと思います。
しかし、凡人たる僕としては、文章の形で作って見なければどの様に間違うかがわからないのです。
できる人は日本語能力を軽視しがち。
論理を繋げるのは構成でできても、日本語を繋げるのは通して書かなければわからない。
できる人はもともと持っている能力なんです。
人にものを伝える以上、人によって合格に必要な能力を身につける時間が変わる事は認識しておかなければならないと思います。
頭がいい人の知識はあてになりますが、方法論はあてにならない事が多いので注意、注意、と。
フルスケールで書くメリットとしては、ほかに処理の練習というものがあります。
司法試験の半分は事務処理試験です。
何回やっても処理仕切れない部分が出てくるので、意味のない勉強にはならない。
フルスケールで書く事のデメリットは、復習に汎用性を持たせる事である程度カバーできるかとおもいます。汎用性を持った復習については次回書こうと思います。
異論はありますが、そんなこんなで日々フルスケールで。
「絶対」はない。確率がより上がる方法を探して行くしかないのです。
合格率をよりあげるために、今日も勉強!!
ちなみに、現役の頃は週5通以上書いていました。
ちなみに、僕のゼミは3/4が現役で受かっています。
その事から、僕は経験的に答案をフルスケールで書くことを重視しています。
もちろん、答案構成で済む頭の良い方はその方が分量こなせていいと思います。
しかし、凡人たる僕としては、文章の形で作って見なければどの様に間違うかがわからないのです。
できる人は日本語能力を軽視しがち。
論理を繋げるのは構成でできても、日本語を繋げるのは通して書かなければわからない。
できる人はもともと持っている能力なんです。
人にものを伝える以上、人によって合格に必要な能力を身につける時間が変わる事は認識しておかなければならないと思います。
頭がいい人の知識はあてになりますが、方法論はあてにならない事が多いので注意、注意、と。
フルスケールで書くメリットとしては、ほかに処理の練習というものがあります。
司法試験の半分は事務処理試験です。
何回やっても処理仕切れない部分が出てくるので、意味のない勉強にはならない。
フルスケールで書く事のデメリットは、復習に汎用性を持たせる事である程度カバーできるかとおもいます。汎用性を持った復習については次回書こうと思います。
異論はありますが、そんなこんなで日々フルスケールで。
「絶対」はない。確率がより上がる方法を探して行くしかないのです。
合格率をよりあげるために、今日も勉強!!
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