平成26年司法試験予備試験の短答式試験合格発表がありましたね。
http://www.moj.go.jp/content/000124043.pdf
10295人が採点対象で,合格者が2018人。
合格率は19.6%ですか。
合格点も合格人数もほぼ変わりなく,合格率が少し絞られた印象です。
祈念受験が要るとはいえ,ロー最終学年の方も含め多数の実力者が受験している予備試験においては,短答式は通貨ではなく「合格」といいたくなります。
この短答合格者数だと,本試験合格者が去年までのように倍々になることは考えにくいので,予備試験が狭き門であることは変わりなさそうです。
制度がどうあれ,合格しなければならないとはいえ厳しいですね。
辰巳法律研究所で添削をさせていただいている関係で,予備試験の過去問もちょくちょく見ています。
印象としては,トリッキーな分野から出題されたとしても,淡々と書くべきことを書き,「一応の水準」をそろえることができれば合格できる試験なのかなというものです。
合格した方は2014年7月12日・13日の論文まで,時間はありませんが奇をてらうのではなく,問題を解く思考過程を確立することに集中することで合格の可能性が上がると思います。
頑張ってください。
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