2014年7月17日木曜日

ご質問にお答えします!(その6)

ask.fmまとめ。

もうその6!

いつまでまとめられるかわからないですが続けます。

司法試験に関係ありそうな質問をまとめてます。




1.論文答案を書くときの、机上の六法や問題用紙などの配置を教えて下さい(笑)
構成時は構成用紙を正面において、六法を左、問題用紙を右です。

構成終了後は構成用紙右、回答用紙左でした。
一応構成用紙の下に問題用紙を敷いて、六法は邪魔にならないところにおいていました。

こればっかりは好みでしょうね。
あと,私は左利きであることを付言しておきます。




2.新司の受験会場は五反田でしたか?
一人当たりの机の広さ(机の端に座らされて六法やら答案用紙やら、ごちゃごちゃしちゃうかどうか)を知りたいです。
当方大阪なので、五反田がどうかはわかりませんが・・・

私が受験したまいどーむ大阪は、質問1でご紹介した方法で特に問題なく受験できましたね。





3.来年度以降の司法試験受験を予定しています。
今後やるべき受験勉強についての戦略みたいなものをブログの記事にしていただけるとありがたいです。
頑張ります!

あ、受験時にどのようなことをしていたか、という話は私のブログの受験期あたり(2012年2月~5月)をご参照ください。
体系的に
「こうすればいいんじゃない?」
というものをまとめてみたい欲はありますね。
「効率的受験生の受かり方」みたいな電子書籍を書いてみようかな,とも思っています。

→ 司法試験シミュレーション1は出版しております(電子書籍)。
ただ今,2につき鋭意制作中です。
4.司法試験の論文問題と予備校答練では、問題の質が異なるものの、予備校答練でいい点をとる人は本試験でもいい点をとるひとが多いという話を良く聞くのですが、しおみんさんも相関関係的なものはあると思いますか?
またその理由も教えてください。
予備校の問題は(少しずつ改善されているものの)知識を問う問題が多いので、基本的知識が使いこなせれば、高得点が取れます。

後、合格者は明確な指針がなくてもなんとなく受かりそう/落ちそうくらいはわかるものです。
なので、添削の質云々はありますけど、相関関係くらいは生まれるのかなぁと予想しています。
これは「模試の活用法」という記事でまとめましたね。




5.憲法の答案の書き方がいまいちわかりません。
特に審査基準の設定方法がよくわかりません。
緩やかな基準にも何個かあってどう使いわけたらいいのかわかりません。
何か良い対策方法はないでしょうか?
これに関してはもっとできる人に説明していただいたほうがいいと思いますが。

とりあえず、私は「厳格」「通常」「緩やか」の3段階を使うようにしていました。
というか、試験で出る人権で「緩やか」を使うことはほとんどなかったような気がします。

で、憲法答案は結局、人権と人権のぶつかり合いをどれだけ論理をまぶして巧妙に書くかが試されていると思っています。

基準設定は、原告側の人権が「大事である!!」と、どこまで言えるか、という点に過ぎないのではないか、とも。

ということで、ご質問への回答は

1.緩やかな基準はそもそもあまり使わない
2.使う場合も使い分けというか、固定化でいいと思います
・・・試験委員の方や、デキる方が見たら怒られそうですね。
でも、試験に受かるためにはこれでいいのではないかと思ってます。







6.模試や過去問を解いている最中、眠くなってしまった場合はその眠気をどのようになくしていましたか?
また、眠くならないようにするための対策として、どのようなことを行っていましたか?
眠い時は寝ていましたw

ちなみに、私は1日7時間寝ないと次の日昼寝を要します。

受験時代は6-6-8の睡眠時間で、6時間の日は昼間15分の昼寝をするようにしていました。




7.司法試験合格において「誤った方向性の勉強」とはどのようなものでしょうか?
抽象的で申し訳ありません。
個人によって変わりますが一般的な受験生を対象にお話しさせていただきます。

一般的な受験生であれば、受験までに条文、百選レベルをはじめとする重要判例の理解をするのがやっとだと思います。

ですのでそれ以外の、例えば言い方は悪いですが研究論文あさりなんかは合格にとって害悪でしかないと思います。
もちろん、司法試験の先を見据えられる人にとっては効用があることは付言しておきます。





8.66期の方々は、実際に修習の場にいてみんな就職決まってましたか?
データというよりしおみんさん的に!
二回試験発表時、大阪修習で知り合った人は9割以上決まっていたように思います(肌感覚)。

TL上で流れているような対策を適切に取れば、恐れることはないというのが実感です。

私は時期を違えて2回内定とりましたし。






9.予備校等で指導されている経験から、知識はあるのに合格しない人の原因は何でしょうか?
使い方を間違えている、ということにつきると思います。
答案の出来は知識*分析*表現*当日の体調。


特に分析面、表現面をおろそかにしている方が多いのではないかと感じます。






10.修習生が就職活動する際、いわゆるブラックな事務所かどうか見分ける方法があれば、教えてください。
いつでも使える手ではないですが、

1.周りの弁護士数名に聞いてみる
2.裁判修習の際に裁判官に聞いてみる

ってのが考えられます。

後は、
3.離職率
ですかね。

いつでも募集してるところは入れ替わりが激しい、という事実の裏付けになるかなと。
あくまで一般論です。





67期の方もそろそろ就活が気になり始めたかと思います。
ベストなマッチングができることを祈念しております。


2 件のコメント:

  1. 最近の就職難という報道は、デマのようですね。

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  2. 数字のマジックはあれど、厳しいことには変わりありませんよ。
    デマ、とまで言い切る自信はないです。

    適切な対策を取っていれば、報われる可能性が高いとはいえるでしょうね。

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