本日はわが母校大阪大学法科大学院の入試とともに、行政書士試験の日ですね。
私は学部1年、2年、4年、ロー既習1年と4度行政書士試験を受験し、合格しています。
<受験経緯>
・学部1・2年の時の受験は今から考えるとお遊びでした。
体育会の硬式野球部に所属していたので、勉強時間が十分に取れず(言い訳)箸にも棒にも掛からぬ成績で落ちたはずです。
・学部3年の時は試験制度が変わったのと、野球が佳境だったので受験を見送りました。
・野球部を引退し、受験に力を注いだ学部4年の時の受験は後4点、短答1問差で落ちました。
前日に終電までカラオケに行ったせいだと思います(笑
・私は5年制の学部でしたので、ロー受験があった5回生の時の受験を見送りました。
・そして、満を持してロー2年の時に受験した行政書士試験に合格しました(ぎりぎり合格だったんですが・・・)
<行政書士試験受験のススメ>
私は司法試験の受験を考えている学部生に行政書士試験の受験をお勧めしています。
予備試験合格を目指すにしろ、ロースクールに入るにしろ、司法試験と科目が似ている行政書士の勉強をして損はないと思うからです。
ちなみに、大きく範囲がずれるうえ、かなり複雑な地方自治法分野については、私は完全に無視していました。
ほかの科目の難易度があまり高くないので、捨てる科目を作っても合格は可能なはずです。
民法と行政法の短答式になれるうえでも、行政書士試験の難易度はお勧めです。
私はロー在学生にも行書受験をお勧めしています。
行政書士試験は国家試験で、それなりの難易度を誇っています。
とはいえ、肌感覚ですが、司法試験受験生であれば、普段の勉強で十分対応できるはずです。
なので、負担はそこまで大きくないかと。
直前期に行政書士試験の問題集を一回しし、出題形式に慣れる程度の対策で戦えるレベルだと思います。
私はロー時代、1か月前から通学時間(往復1.5時間)を使い、司法試験対策肢別本の行政法・民法を読んだほか、一般教養を息抜き代わりに眺めていました。
今なら、携帯ゲームやスマホアプリで出ている行政書士試験対策ゲームをのんびりするかなぁ、と思っています。
私はロー時代、1か月前から通学時間(往復1.5時間)を使い、司法試験対策肢別本の行政法・民法を読んだほか、一般教養を息抜き代わりに眺めていました。
今なら、携帯ゲームやスマホアプリで出ている行政書士試験対策ゲームをのんびりするかなぁ、と思っています。
仮に落ちたとしても、現時点の自分の実力を試すいい機会になると思います。
客観的に力を試す機会は多ければ多いほどいいので、予備試験やTKC模試のほか、行政書士試験も力試しの契機になります。
客観的に力を試す機会は多ければ多いほどいいので、予備試験やTKC模試のほか、行政書士試験も力試しの契機になります。
押して、行政書士試験に合格すれば、国家資格が手に入ります。
司法試験に合格してしまえば不要になる資格とはいえ、仮に駄目だった、三振してしまった時の抑えとしてかろうじて使える資格だと思います。
営業センスがあれば他の資格と組み合わせて開業するもよし、国家資格を持っていることを就職活動でアピールするもよし。
ロー時代に、ただ遊んでいるだけではなかった一応の証明資料になると思います。
もちろん、司法試験に合格するのが一番ですが、常に駄目だった時のリスクヘッジを考えておくことは必要だと思います。
<結論>
学部生・ロー生ともに行政書士試験を受験することをお勧めします。
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