2013年11月4日月曜日

ブレーキをかける勇気

2013年11月3日、日本シリーズで東北楽天ゴールデンイーグルスが読売ジャイアンツを破り、日本一に輝きました。

おめでとうございます!!!




・・・は、ともかくとして、私は一つ素直に喜べないところがあります。

ここからお話しするのはあくまで私見なのであしからず。
ほかの方にほかの意見があるというのは理解しています。



それは、星野監督が第6戦・第7戦と田中投手を連投させたこと。


田中投手は前日に160球も投球しており、通常であれば、方ひじの炎症を抑えるために1週間程度の休養が必要です。

シーズン最後の試合、田中投手にとっては日本最後の試合になる可能性が強いのはわかります。

田中投手が直訴したらしいですが、そこを止めるのが監督の仕事です。



あの段階で、3点差。普段の中継ぎ・抑え投手が待機している状況でした。


勝つために必要が少ないところで、選手の将来のパフォーマンスに深刻な影響を与えかねない行為を止めない、止められない監督は必要ありません。


この行為が横行するのであれば、プロ野球は真剣勝負ではなく脚本・台本が容認されかねないという。

「プロ」野球とは思えない。



楽天の優勝は大変うれしいのですが、引っ掛かりが残るシリーズになってしまいました。










司法試験でも同様。(無理やりつなげました。



司法試験の学習にあたって、選手の自分と監督の自分を心に持ってください。



時には自分を律し、勉強に励むことも必要です。


しかし、休む時は休む。

自分に無理はさせすぎず。



体を壊してまで勉強しなくても合格する試験です。




無理なく、計画通りに、普段通りに優勝(合格)を勝ち取る姿のほうが実務家にふさわしいと思います。



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