2013年11月7日木曜日

二回試験対策(総論)

二回試験対策(総論)


備忘録も兼ねて、二回試験対策記事を上げます。


さまざまな方のツイートやお話を参考にしております。



合わせて、こちらのtogetterを見ていただければ、なお対策になるかと。

http://togetter.com/li/568468



総論としてはこんな感じ。(箇条書き、随時改訂します。コメント希望します)




・①起案要領をよく読む
②変に気負わず身の丈にあった答案を書く
③15分前に綴る、何なら紐が配られたら表紙の穴に通しておく。



・非エコ答案推奨。紙は贅沢に使う。項目ごとに改ページ。



・文字は大きく。わかりやすい文字推奨。



・点取りゲームたる起案において、枚数は力。積極ミスにならない限り、できる限りの事実を認定する。事実は証拠から認定。証拠と事実の関係を丁寧に記述。



・全体のバランスを失しないように。構成は大事。12~13時までは書き始めない(小問除)関連して。確実に取れる小問から書き始める。時間不足で大問が走ることのリスクと、小問が書けないリスクを天秤にかければ当然。



・鳥の目からの咀嚼が必要である。主張書面を読み終えても、要件事実の整理に飛びつかない。一呼吸置き、原告は何を言いたいのか、被告は何を言いたいのか、両者の対立点はどこなのか。一段高い場所からこれらを要約し説明してみる。これが重要。



・一方、虫の目も必要である。一つ一つの証拠を丁寧に。時系列と主体により要件事実を特定する。



・知識・分析・表現・体調のハコが重要なのは司法試験と同様。司法試験と違うのは生の証拠から事実を認定することに重点を置く点。事実認定に関しても分析・表現のハコがある。



・枠組み、検討手順は明示する。その点は得点にならないが、自分の施行の整理のため、採点者への補助輪を示すため、最悪途中答案になったとしても書きたかったことを明示するため。



・関係図、時系列表を書く。時系列表は事実と証拠の峻別ができれば。



・科目間で人格を変える。検察は起訴マシーン、裁判は判断者。弁護は依頼者に寄る(あくまで起案であることを忘れない)。

弁護科目は当事者ベースで、検察と裁判科目は証拠に照らし客観的に。





【事前勉強】


・原則は白表紙。
 刑裁修習読本、終局処分起案の考え方、刑事弁護ノート、刑事弁護実務(一部)、民事事実認定のしおりを読み込む。



・次に大事なのは起案の講評。講評にすべてのエッセンスが詰まっている。講評のノートを何回も読む。幸い、私は全科目通してA4用紙で100枚分(裁判所の体裁)ほどノートがある。



・その次に大事なのは今まで付き合ってきた問題集や定評のあるテキスト。
ステップアップや要件事実問題集、マニュアル、30講。実例刑訴に刑法各論のテキスト。
       
              
              
              
       





・ここまで来てやっと、修習生の間に受け継がれてきたマニュアルの出番。
うれしい起案やバントマニュアル、虎の巻なんかを想定。


・全部できれば最高だけど、無理なので(断言)できる限り上からつぶしていく。







…なお、記録の類はコピー禁止ですよー(





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