2013年9月20日金曜日

成績通知について(その2)

宣言通り,成績通知についてです。 

今回は合格者が成績通知をどう扱うか。

 そろそろ成績通知が返ってくる時期,悲喜こもごもあるでしょう。


私も去年1800番を超える低順位だったということで若干へこみました。 
 しかし,今となっては自信を持って「気にするな」といえます。 

 確かに,成績が良い・悪いで就活に有利不利が出ます。 
私自身よくわかりませんが,裁判官選考についても考慮があるかもしれません。 

 しかし,いずれについても司法試験の成績は一要素にすぎません。 


就職活動については,最初のハードルが高くなるだけです。 
採用側の手続コストの関係から,確かに書類選考を突破する確率は低くなります。 
しかし,公募の事務所では,一度書類選考を突破すれば後はフラットな目線で採用活動を受けることができます。 
成績が悪ければ,ほかの部分で採用担当の目を引けばいい。 

その点,私は採用担当の目にどう映るかを早期から考えて履歴書を書いていたので,順位の割に,割と書類切りに合わなかったと記憶しています。


 裁判官選考についても同様。 
実務修習中に行われる起案(記録を渡され,問題点につき一日かけて回答を作成するもの)で好成績を残せば裁判官への道が閉ざされているわけではありません。

多分。 



 なので,いい成績をとるに越したことはないですが,順位が振るわなくても気に病んでしまう必要はないと思います。
 気に病んで順位が上がるのであれば,いくらでも悩むべきですが。

 一部の天才を除き,修習生の知識,知能レベルはそこまで変わらないと実感しています。


 私もA評価をいただいたことがあります。 

 そんなもんです。

 これからがんばりましょう。

1 件のコメント:

  1. 第67期司法修習生2013年10月4日 18:19

    はじめてコメントをさせていただきます。
    今年司法試験を合格した者なのですが、就活について色々と不安を抱えています。そこで、ひとつ質問させていただきたいことがあるのですが、
    記事中に、「その点,私は採用担当の目にどう映るかを早期から考えて履歴書を書いていた」、というのは具体的にはどういったことを気を付けて履歴書を書いていたのでしょうか。
    申し訳ありませんが、ご回答お願い致します。

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