しっくりくるものがなかなか見つからず。受験記はしっくりきてたんですが。
ま、いずれ固定します。
本題。
本日(日本時間2013年9月8日午前5時)、イスタンブール、マドリードを破り、東京がオリンピックの開催地に決定しました!
懸念事項はあれど、決まったものは成功のため全力で取り組むのが世界に対する責任かなぁ、と思います。
そのために自分が何をすべきか、何ができるかなんてわからないのですが。
今回のオリンピック招致につき、色々な方が色々な感想を漏らしています。
皆、それぞれの専門的知見に基づき思いの丈を呟いている印象です。
と言う事で、私は月曜日の株価について・・・ではなく、今回は「問いに答える」ことの重要性について記載します。
今回のプレゼンターの一人である安倍首相のプレゼン、とても良いものだと思いました。
一方、プレゼン後の質疑応答はお世辞にも褒められたものではありませんでした。
司法試験の答案であれをやったら落ちかねない、と言うレベル。
「福島の汚染水の問題はどうなっているのか?」
という旨の問いかけに
「状況はコントロールされている。私たちは決して東京にダメージを与えない」
と答えていました。
一見問題は有りません。
ただ、首相の答えはあくまで自己評価、主張にすぎないのです。
評価は自分でせず、相手が下すもの。
ここでは、根拠となる事実を語るべきでした。
なおも追及された結果、
「汚染水による影響は福島第一原発の港湾内で完全にブロックされている。日本の食品や水の安全基準は世界でも最も厳しく、健康問題は今もこれからも全く問題ないことを約束する」
という答えを言いました。
これも不十分だと感じます。
・完全にブロックされているのは事実か、評価か
・厳しい基準が守られているか
など、考慮すべき要素が考慮されていません。
もし、漏れがあってきっちり具体的事実を元に評価を加え返答されていたのであれば私の確認不足ですが、私が見た限りではこんな感じでした。
問われることに分かりやすく、簡潔に、根拠を添えて答えることにより説得力が生まれます。
司法試験で問われることと同じですね。
何が問われているか、どう答えれば分かりやすく答えられるかは考えすぎると言うことはないので、徹底的に考えるのが良いと思います。
・・・とはいえ、政治の世界では分かりやすく、答えることも問題があるのかもしれませんが。
とにかく、日本人として間近でプロの技術が見られるのは素晴らしいことなので、7年後に余裕があれば、生でオリンピック観戦してみたいものです!
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