2013年12月31日火曜日

鬼が笑う。

年の瀬です。


おそらく年内最終ポストということで来年のことを大いに語り、鬼を爆笑させてみようと思います。




1.二回試験合格

今年、最大の積み残し事項です。


結果としての合格は当然のこととして、「当たり前二回試験」をさらに進化させます。

自分が安定して受かるために何をすべきか、ということを考え抜こうと思います。



そもそも、「当たり前二回試験」は、だれにでも効果のある二回試験突破方法なんて大それたことではありません。

あくまで自分の「対策」の汎用性ある(と考える)部分を抽出したものですが、だれかの役に立つのであれば、勇み足であろうと踏み出すことはやめません。


対策もきっちり取り、取りこぼしなきようじっくり準備します。





2.生活の糧を得ること

このブログで語るのは趣旨が違うので、多くはいいませんが、とりあえず生活を安定させること。

この辺は周りの理解ある方々に支えられ、何とかなりそうです。


受験指導関係でお世話になる辰巳法律研究所・京都産業大学には感謝しています。


微力を尽くそうと思います。





3.弁護士としての勉強

どのような仕事をするにしても、弁護士として働いたうえで受験指導までするという当初の予定と比較すれば時間はできます。


そこで、弁護士業に活きる勉強をいていきたいと思います。






4.その他勉強

他の資格を取得することを考えています。

具体的に「これ!」というものがあるのですが、とりあえず願書を出してから公開しようかな、と思い、テキストをぱらぱらと見ている現状です。

1~3に比べれば優先度は落ちるので、受験しないかもしれませんし。




5.その他、趣味の時間

時間が比較的できたということで、野球・ゴルフ・自転車など、自分のやりたいこともしっかりできそうだとほくそえんでいます。






完全に負け惜しみですが、二回試験に落ち、弁護士として1年デビューが遅れることで、むしろ時間にとらわれず受験指導をはじめとする自分の好きなことをできるのではないか、と考えるようになりました。

66期の同期に遅れてしまうのは残念ですが、違う部分で強みを出し、67期として弁護士業のスタートダッシュをきるための肥やしにします。

凹んで暮らしても一年。

切り替えても一年。



どうせ過ごすのであればいい一年であればいいな、と思いながら2013年を締めくくりたいな、と思います。



皆様、よいお年を!!


2013年12月29日日曜日

ハコ思考プレゼミのお知らせ

告知します。


私はこの度,辰巳法律研究所の講師として(人数が集まれば)ゼミを持たせていただくことになりました。


それに先立ち,ゼミの内容や,私の提唱する


「ハコ思考」


とは何ぞや?

という点につき少しでもお伝えする機会を設けるべく,2度ガイダンスをしました。


2013年12月21日(土)17:00~辰巳京都校

2013年12月22日(日)14:00~辰巳大阪校



内容は主に,ハコ思考ゼミのガイダンス(兼ハコ思考講義の概略説明)です。



このガイダンスにより、何名かの方が「ハコ思考」に興味を示してくださったようです。


本当にありがとうございます。





この結果、2014年1月18日(土)に辰巳大阪本校でガイダンスおよびプレゼミを行なうことになりました。


ガイダンス 18:00~(12月21日・22日に話した内容と同様です)

プレゼミ   19:00~21:00(予定)


プレゼミは平成25年刑法の問題を使用いたします。
予習は不要です。
なお、答案を書いてきてくだされば、さっと見てコメントすることは可能かと思います。


あらかじめ私が添削した答案を示し、その解説をする過程でハコ思考という考えかたに触れ、司法試験で安定して「一応の水準」をとる視点とはいかなるものか、ということをお伝えしようと思います。



ゼミ自体の主な対象は2014年司法試験受験生ですが,ハコ思考講義の点は万人に意味がある(であろう)ことをお話しするので,どなたでもお気軽にご参加ください。


もちろん無料です。


さらに,現在中の人にお願いしてストリーミング配信してもらう予定ですが,こればかりは約束できないです・・・



なお、決まり次第正式告知しますが、ゼミは1月25日(土)開始、毎週土曜18:00~21:00、全14回の予定です。


*追記

最初の問題は平成23年憲法!

受講される方は1月18日の段階で解いて回答を提出できる状態にしていただけると助かります。


興味がございましたら、ツイッターや当ブログでお気軽にご質問ください。





2013年12月26日木曜日

25年採点実感

正式名称は

「司法試験採点実感等に対する意見」

です。



www.moj.go.jp/content/000117703.pdf

毎回言っていますが、普通の受験生が全て押さえるのは無理。

司法試験において、完全解を求めるのは愚策です。



とりあえず、「一応の水準」に入るために、どのような解答が求められるかを知っておくべきです。




私も読んでおかなくては・・・


2013年12月25日水曜日

28歳の誕生日

本日、12/25に誕生日を迎えました。

28になって、本来は…とか、周りは働き始めているのに…とか考えるのはもうやめました。



今与えられた条件でやることをやります。


実際に、少なくとも教育に関しては思った以上のことができそうですので。


後は自分の実力・指導力を上げるだけ。



二回試験に落ちた事実は変わらないので、この一年をいい一年にするか、くよくよして終わるかです。




いい一年にします。



多分一週間後も似たような記事を上げますが。



28の私も全力で頑張りますので、ご支援↓よろしくお願いします!(笑)


2013年12月23日月曜日

アンケート集計とプレゼミの告知

2013年12月21日・22日と、辰巳法律研究所で答案のハコ思考ゼミのガイダンスを行いました。

ご来場いただき、ありがとうございました。





12月21日(土)17:00~@辰巳京都校

参加者20名程度

アンケート回収18通




12月22日(日)14:00~@辰巳大阪校

参加者20名弱

アンケート回収13通




通常アンケート回収率は半分弱だそうで、今回は参加してくださった方の多くにご協力いただきました。


アンケートについても、好意的なご意見が多かったように思います。


まず「率直な評価」を10点満点で書いていただいたものとして、

31通中10点満点が3通

9点、8点が18通

7点が4通

6点以下が6通。



良かった点については、主に


・コンセプトは理解できた

・三段論法の重要性がわかった

・わかりやすく話してくれた

・声が大きかった


など。



逆に、悪かった点としては


・そもそもコンセプトに賛同できない

・具体例が少なかった

・時間が短い


などでした。




おおむね好評価を頂いたのは、聞きに来てくださる方はそもそもこのような方法論に親和性がある、という点が大きいと思います。

その点を差し引いても、今回のガイダンスは成功したのではないか、と考えています。



悪かった点について、

・コンセプトに賛同できない点は申し訳ありません。この点は私の合格順位が順位なだけに、「二けた合格!」と打って出られない、という事情もあります。

・具体例が少なかった、という点について、こちらはゼミガイダンスという性質上やむを得ないものと考えています。
なお、1月18日に具体的な問題を用いてプレゼミ(無料)を行う予定です。

・時間が短いという点についても、ガイダンスなのでご容赦ください、というお答えになってしまいます。





2度のガイダンスを経てゼミの開講が現実化してきたので、再度ガイダンス・プレゼミをさせてもうことになりました。


正式にはまた告知させていただきますが、



2014年1月18日(土)

ガイダンス(今回と同様の物)

プレゼミ(平成25年刑法の問題を使用し、ゼミ案を試しに行います)

の開講が決定しました。



ガイダンスにご参加いただいた方はプレゼミのみでも大丈夫ですし、ガイダンスを聞きのがした!という方はガイダンスのみの受講も可能です。
もちろん、両方の受講も大歓迎です。

ガイダンス・プレゼミ共に無料の予定ですので、よろしければご参加ください。



PS.二回試験対策として改めて刑事事実認定入門を読み始めました。
こちらに関しては1から、0から始めます。

2013年12月21日土曜日

受験指導に携わる事

もし、二回試験に合格出来なかったとしても予備校で教える事は発表前に打ち合わせしていました。

とはいえ、その時はまさか落ちるとは思っていなかったので万が一のお話で、深く考えていなかったのも事実です。


今回、二回試験不合格を踏まえてなお予備校で教えるべきか、考えてみました。




私は、自分が教育に携わる事は適切であるという結論に至りました。


まず、説得力の点。
二回試験落ちが司法試験の指導をしても説得力がない、とお考えの方もいると思います。
実際にこのような意見も頂戴しました。

しかし、私が指導に携わるのは司法試験です。

二回試験は司法試験の次のステップであるものの、あくまで別の試験です。
ですので、二回試験不合格は司法試験合格に向けての指導には影響しないと考えます。




そして、主な対象者の点。

私が念頭においているのは司法試験に再チャレンジされる方です。

もちろんその他の方にも役立つお話をさせていただければ、と思っています。
しかし、まずは形を整えることです。
論文式試験で戦うレベルに持って行くための定型的な視点、処理手順を学ぶというのがハコ思考の考え方です。
再チャレンジの方がハコ思考を学ぶに当たり、私が二回試験に受かっていようがいまいが関係ないと考えます。





もちろんこれらの意見に納得できない方がいらっしゃるのも理解していますし、私の意見が間違っている可能性もあります。

ですが、司法試験合格についてお話するレベルは今までと同じ、むしろ経験を積めば今までより上がります。



従って、私としては受験指導に携わりつつ、折に触れこのようなお話をするしかないかな、と考えています。


受かっていたらこのような手間もなかったのですが、自分の対策不足・(おそらくは)大きなミスでこのようなことになってしまったので、ご意見を受け止めながら、逃げずに取り組もうと思います。

2013年12月19日木曜日

挨拶回り

気まずい日々が続きます。


本日は


1.内定先への報告と、お願い

2.配属裁判所
への報告

3.弁護修習先への報告

4.クラスメーリングリストに報告

5.最高裁判所に退職願の郵送

を行いました。

いずれもやるせない気持ちになるほか、少なからぬ期待をかけていただいていた方々を裏切ったということで、申し訳ない気持ちでいっぱいです。


そんな中、それぞれ温かい言葉をかけていただきました。

改めて自分が素晴らしい環境で研修できていたことを思い知るとともに、素晴らしい方々の指導を生かせなかったという悔いが生じます。



改めて、返しがたい大きな恩を頂いたと感じています。

これを返すためにも合格しなければ、と心から思いました。


なお、65期のリベンジ組の方が中心となって66期二回試験不合格組を集めたメーリングリストを作成していただいています。


同じミスを繰り返さないためにも、絶対に合格しようと思います。

もちろんほかの科目も盤石ではないので、民事も一から叩き直します。


負けない!




2013年12月18日水曜日

二回試験に落ちた原因

ダメだった科目は刑事裁判でした。


しかし、今考えても原因はわかりません。




小問は書いたし、大問も特に外した気はしません。





わからないところで大きなミスをしているのでしょう。





失敗に向き合っていく一年にしないと。




来年は必ず受かります。



とりあえず、当面は小問対策は実例刑訴で、大問対策は場数を踏んだうえで刑裁修習読本と刑事事実認定重要判決50選かなぁ。


面談も取り付けたい。


 

2013年12月15日日曜日

岡口基一よ、どこへ行く

2013年12月14日、大阪弁護士会の会派の一つである法友倶楽部(http://www.hoyuclub.org/)が主催する上記研修に参加してきました。




主に岡口裁判官を一目見たいというミーハーな心で参加しましたが、講演自体も非常に勉強になる良いものでした。


岡口基一裁判官は、このブログを見ていただいている方には説明不要だと思いますが少し紹介。


現在水戸地裁下妻支部に所属の判事でありながら、著書である「要件事実マニュアル」「要件事実問題集」「民事訴訟マニュアル」などが大ヒット。

私も要件事実マニュアルは修習時代に、要件事実問題集は主に受験時代に使用していました。

その他、法律用語辞典を無償で提供してくださったり、ボツネタという法律関係情報サイトを提供してくださったり。

最近はツイッターやフェイスブックでよく発信されています。






講演の内容は第一部「要件事実よ、どこへ行く」として理論的に整合性のある説、研修所説、ロースクールで教えられている説を比較し、説明してくださりました。


個人的には

1.訴訟提起段階と判決起案段階の要件事実は違うものであってしかるべきであるという旨の発言と、
2.主張整理を重ねていけば最終的に適切な主要事実が残るという「玉ねぎの皮むき理論」の紹介


が印象に残りました。

(能力不足ゆえ、間違って理解しているかもしれません。その点はご指摘いただければ幸いです。)










第二部は「岡口基一よ、どこへ行く」として、以下の方と共にパネルディスカッション(トーク番組?)をしてくださいました。




コーディネーター

壇先生


パネリスト

中村真先生


パネリスト

角田龍平先生




各先生、私が詳細を語るよりブログなどを見ていただければキャラがつかめて良いと思います。





これらの方に岡口裁判官を加えて、話す内容が面白くないわけがない。


中村先生による生似顔絵もありましたし。

(ちなみにそのイラストは12月15日現在岡口裁判官ツイッターのアイコン画像になっています)




真面目な雰囲気の第一部とは違い、真面目な質問を交えつつ、受け答えに会場の盛り上がり方はものすごいものでした。



壇先生からマイクを渡された南先生(弁護士夫夫で特集されていた先生)に質問を振られた際にはテンパってしまい、謝辞を述べることしかできませんでした。

次回からはいろいろと用意して行こうと思います。



いろいろと役立つこともありましたが、ネット上ということで割愛。







そして、第三部ということで打ち上げ兼懇親会にも参加させていただきました。


そこで撮っていただいた2ショットの写真は大事にしようと思います。


打ち上げでも岡口裁判官は公人としてのお立場を守っていらっしゃったので、次回は私人としてお会いできれば、と思います。



打ち上げ内容についても守秘義務ということで、詳細は控えさせていただきますが、法友クラブの度量の大きさを感じさせるものでした。





そして、できれば年末の恒例行事にしたいということでしたので、次があればぜひ参加したいと思います。
要件事実各論もお聞きしたいですし。


運営に尽力されていた方の中に修習時代にお世話になったローの先輩がいらっしゃったり。

不思議なご縁があるな、と勝手に感じていました。




皆様、この一大イベントを成功させるには多大な苦労がっと思います。本当にお疲れ様でした。

そして、修習修了生という中途半端な身分にもかかわらず飛び入りで打ち上げにまで参加させていただき、本当にありがとうございました。

法友倶楽部の皆様には本当にお世話になりました(ステマ)



そして何より、岡口裁判官をはじめとする壇上の先生方、非常に勉強になりました。
本当にありがとうございました!




・・・しかし、このような研修やシンポに参加したら自分もいっちょかみしたい、できれば自分で主催したいという気持ちになります。
発信者側でいたい。

というか、主役になりたいという目立ちたがりな性分です。



2013年11月30日土曜日

「一元化」の必要性

本日は「一元化」の必要性について。


本番直前にざっと全体を確認するための一元化ツールは必須である、と言っている合格者は多いと思います。



一方、一元化ツールなんてなくても自分は合格したから大丈夫、という合格者もいます。




どちらが正しいのでしょうか?






私は、できればあるほうがいい、もっとも一元化にこだわりすぎるのは愚策だと思っています。





そもそも本番直前に一元化ツールを使用するのは、直前期の勉強効率をあげるためでしょう。



実力は 勉強量 × 勉強の質 であらわれるので、勉強の質を上げることは重要です。



そして、本試験は文面審査なので、本番の時の答案のデキを上げるために、直前に記憶を喚起することは重要です。





ただ、メインで使う基本書に付箋を貼るだけでまとめノートと同様の効用を得られる方もいると思います。

なので、人それぞれという結論が、すわりの良いところになるのでしょう。







ちなみに、わたしは一元化ツールを使用していました。


いろいろ試行錯誤したうえで、辰巳の趣旨規範ハンドブックを各科目加工して使用していました。



もちろん、オリジナルを一から作るのがベストだと思います。

自分の使いやすいように作ることができるので。





もっとも、オリジナルのツールを作成するには時間がかかります。


ノート作成を勉強の機会にできる方ならいいのですが、作業になってしまう方もいるでしょう。

私もただ打ち込むだけでは勉強にならないタイプでした。




なので、次善の策として既存のものを加工するという手段をとったのです。







「予備校本」の不正確性を嫌う人もいますが、私は元来大雑把な人間なので、学問的正確性は重視していませんでした。



あくまで試験対策・直前期の見返しに限定して、という観点ですが、私にとって一元化ツールは有効なものでした。


普通の受験生の感覚も、同様のものではないでしょうか?


      

2013年11月26日火曜日

実況!パワフル二回試験!(ネタバレなし)

二回試験の雑感につき、内容に触れない程度に書きます。

公開は二回試験終了後にしますが、リアルタイムで記事を書いているので私が感じたこととして内容の正確性は保証できるかと。


記事タイトルは、二回試験最中にはまった某「一番売れてる野球ゲーム」をもじっている・・・・のかな!?

ちなみに3日目終了後の週末に一番売れてるサッカーゲームを購入したのはいい思い出。




・総論



会場の新梅田研修センターの立地の悪さに残念な思い。

トイレがきれい、椅子がふかふかで座布団がいらない、長机に2人。

スーツが9割なのでスーツが無難か。
と、思ったのだが予想以上に疲労のたまり方が酷かったので、2日目からは私服で行った。

缶コーヒーを出してたら怒られた。ペットボトルはセーフ。


例によって毎日途中退出。

起案終了時刻まで待っていたら30分くらい待たされるらしい。

途中退出の場合も、ひもをつづっているか何回も確認されたので、よほどのことがない限りつづり忘れはなさそう。

とりあえず私は、全科目綴れたので落ちたら実力という。


土日を挟んだが疲労はあまり取れず。
日曜にマッサージに行くも、揉み返しで月曜身体がだるく失敗。

まるでパワ◯ロ。





・民事弁護(20枚)

枚数指定にビビってぎちぎちに書いたら少なくなってしまいました。

14:15退出はやりすぎた、と反省。
落ちたら笑えないっすね。


とりあえず大問外してないし、小問も多分だいたいあってるので、いけるはず。
不合格でなければそれでよし、です。









・刑事弁護(50枚・重複あり)



誘導(法律上の要件2つ、争点4つ)あり。



これに乗れたら不合格はないかな…と思い、開始2時間弱で書き始め。

しかし、法律上の要件に従って構成していったところ、争点の誘導に乗り切れず。供述の信用性が適当になったところがあった。

同じ人の供述を争点ごとに検討したから、客観的なところで重複が出て、コピペを何回も。



項目ごとに改ページする方針なので枚数は膨れ上がった。

刑事弁護50枚は過去最高。さすがに疲れました。



起案は早くできるほうなので、終了50分前に退出。



難易度的に、この起案で落ちたら仕方ないかな、というレベルです。



弁護科目だけに、神の声・情報収集が役にたつのかな???という印象。








・民事裁判(38枚)

この科目が一番不安やったし、落ちるとしたらこの科目。

解いてみた感じ、今までで一番簡単やったような・・・
しかし、それでなお落ちるかもしれんとビビるほど苦手です。


見落としている可能性もあるし。



要件事実は本格的に聞かれなくなるのかな、という印象。

事実認定の前提となるのが主張整理、すなわち要件事実に沿った各事実の検討なので、不要てはありませんが。

いやー、怖いな。

伝聞すぎて信頼してなかったけど、B班の教官のお話は聞く価値ありです。




・刑事裁判(37枚)

問題用紙の多さに開始前から驚いていた。

手続問が難問(かつ良問)で、開始1.5時間ほどかけてしまう。

メインの事実認定問も、おそらくこの筋で書けば間違えていないだろう、と感じる。


認定が甘かったり、小さな事実を落としてたりしそうだが、その程度では落ちない!と感じている。

事実認定28ページ、手続問9ページの37ページ。1時間45分前に退出。


刑裁にもシュワキマセリー









・検察(45枚)

公訴事実がよくわからず、公訴事実と小問で2時間半ちょいかかり焦る。

しかし、なんやかんやでメイン40ページ、小問5ページの45ページを書き切る。

色々怖いので、普段はAって書く所を被疑者に統一して見たり、普段は捜報とだけ書く所を◯年◯月◯日付捜査報告書(◯◯についてのもの)と書いてみたり。

ミスはあるが、でかいものはないはず。

気づかない方が幸せである。


あ、まことしやかに流れていた噂は外れていました。



・以上、合格していると信じております。

2013年11月23日土曜日

「センスのよい法律文章の書き方」

二回試験中ですが以前に書いていた記事をこっそりUPします。

表題の本の書評です。



<総論>

鳥飼総合法律事務所の木山泰嗣先生が書かれた法律家向けの本です。


木山先生といえば文章表現のスペシャリストとして多数の著書を出版されています。

私個人としては出版に興味も持っているので、先生が執筆時間をどのようにねん出しているのか、豊富なアイデアはどこから生まれるのか、機会があればじっくりお話を伺いたいなぁ、と思っています。



・・・私はこの本しか読んだことがないのですが、書かれていることはまさにこの通りだな、と感じました。


自分が受験指導で「表現のハコ」として紹介するテクニックが詳細に、体系的に書かれています。



この「詳細に、体系的に」というのが意外と難しいのです。

紹介されているテクニックの一つ一つを経験知的に知っていたとしても、それを分かりやすく説明するための体系化に成功しているのが、この本、ひいては木山先生の著書の素晴らしい点だと思います。



弁護士は書面作成のプロでなければなりません。

私もこの本で書かれている文章作成技術を一つでも多く取り入れようと思います。



さらに、受験指導の際の取っ掛かりとして使わせていただこうかな、と思っています。







<内容について>


この本では「わかりやすい文章」「裁判官を説得する文章」として、


1.読みやすい文章

2.わかりやすい文章

3.論理的な文章

4.心を動かす文章


の4つが求められていると分析しています。


これら4パートの構成要素をさらに詳細に記載し、あらゆる角度から裁判官を説得する法律文章がどのようなものかにつき説明する内容となっています。

一つでもエッセンスを取り入れられればこの本を買う価値はあるのかな、と思います。








<表現のハコ>

私が考える、「表現のハコ」には2種類あります。


1つは法律文章を書くにあたっての定型的な視点。


普段から言っている三段論法、原則例外が代表的なものです。

これは受験指導の中でより詳細にお伝えしていくべきものだと思います。





もう1つは日本語文章のハコです。


このハコは木山先生がおっしゃる、「わかりやすい法律文章」につながるところがあります。


司法試験において、文章を読ませる相手方は採点者です。
いかに採点者にとって、読みやすく、わかりやすく、論理的な文章を提示できるか。

知識・分析とともに表現も採点事項の一つである(と思っている)ので、日本語表現を整えるためにも、、この本を的確に使うのはお勧めです。



一読の価値はあると思います。







<心を動かす文章>

最後の「心を動かす文章」という項は直接司法試験に関連するわけではありません。

しかし、実務に出るにあたって、決して忘れてはならない視点だと思います。



機能的でありながら、読み手の心を動かす文章が書けるように日々精進することが必要だと感じました。



「心を動かす文章」という項があることにより、私は心を動かされました。









<総括>



総じて、受験生・修習生を問わずおすすめの本です。

私も折に触れ、見返しています。


2013年11月18日月曜日

二回試験対策(刑事系科目)

二回試験対策(検察)と、二回試験対策(刑事弁護)、二回試験対策(刑事裁判)に分けてツイートした分をまとめました。
あくまで個人的な備忘録。しかし,一部でも参考になることがあれば,と思い,公開しています。


一応66期現在のお話ですが,少なからず67期以降にも共通することだと思います。



・総論



・民事系科目






二回試験対策(検察)


<本番気をつけること>(随時増えます)



とにかく無難に!

高得点はいらない。

普通の修習生であればいい。

淡々と,当たり前のことを丁寧に書く。




・起訴で書く。

万が一,不起訴相当の事案だと思っても。

<もちろんこの姿勢が間違っているのは前提。二回試験を無事にパスする確率を上げるためにやむを得ないと自分に言い聞かす>






・①起案要領をよく読め

 ②処理罪名に注意せよ

 ③公訴事実・求刑の作成を後回しにするな

 ④書く順番などの形式を守れ。


当たり前ができないのがこの業界の試験。





・検察は刑弁の裏返し。

一つ一つ何人性・犯罪の成否を丁寧に認定する。
刑弁による弁護活動の弾劾が飛んでくるが,それを叩き落とし,崩れかけた箇所は補強しながら,起訴事案であることを認定。




・犯人性と犯罪の成否が出る。




・犯人性の検討とは,「送致された被疑者が当該記録に基づいて認定した起訴状記載の「公訴事実」の犯人であること」が論証できるか否かの思考過程。




・間接事実→直接証拠(犯人目撃識別供述)→共犯者供述の信用性→被疑者供述の信用性




・推認力の順番は「強い→相当程度→一定程度→矛盾しない」。



・構成要件該当性を判断するのに必須な間接事実は「矛盾しない」レベルでも書く。



・迷ったら矛盾しない限り書く(時間との兼ね合いを考えて)




・犯人側の事情と被疑者側の事情の峻別。
混同しない。




・同種か,同一か。絞れる限界まで絞り込む。



・公訴事実も的確に。



・【刑事系】同じ人のKSPSは付箋の位置を同じにして比較しやすくする(当日は付箋が二色位しかないため)




・【間違い】:被害者供述だけで傷害結果を認定して,強盗致傷で起訴してしまう。致傷にするためには診断書が必須。



・処理罪名についての

①勾留延長後の証拠に着目

②VPS,APSをよく読む

③迷ったら,その構成要件要素に独立した固有の証拠の有無を参考に。


例えば,致傷にする場合は傷害結果固有の証拠として診断書が必須と考えておく方が安全。




・公訴事実や求刑にも付箋を貼って目立つように。むしろ,書いたら先に表紙に通しておく






<事前学習>



・とにかく終局処分起案の考え方の書き方を身につける。お作法大事!



・犯罪の成否は刑法各論。特に財産犯の勉強をする。



・講義案のどこにどの罪名の公訴事実が載っているかを把握。



・講義のノートとバントマニュアルを見直す。バントについては傾向が変わっている点注意する。








二回試験対策(刑事弁護)




<本番気をつけること>



とにかく無難に!

高得点はいらない。

普通の修習生であればいい。

淡々と,当たり前のことを丁寧に書く。



・起案要領に従う。




・弁論要旨。
検察官の立証構造全てを的確に把握し,弱い部分・かつ重要な部分(指定されている場合もある)を集中して叩き,壊せるか。

弁護科目は全部否定できなくても、相手方主張の一部を潰せれば勝ち。




被告人質問から弁護人が考えているストーリーを読み取り、それに乗って構成する。





・検討順序。

1.争点の把握

2.争点に関する検察官の立証構造の把握

3.弁護方針の検討(起案要領で指定がある場合は従う)

4.設問に対する具体的な弾劾方法の確認。





・立証構造把握の方法。

公訴事実を見て

①日時

②場所

③主体

④客体

⑤手段・方法

⑥行為・結果(メイン

をチェック。


①直接証拠があるか

②自白があるかを記録から抜き出す。

直接証拠型/間接事実型、自白あり/なしで4パターンある。民事の4類型と同様、どの類型か把握して書く。




・検察官立証の弾劾手法としては、

①直接証拠・間接証拠の証拠能力の弾劾

②直接証拠・間接証拠の信用性の弾劾

③情況証拠について、間接事実の存在を否定する別の事実・証拠の適示

④情況証拠について、間接事実から要証事実を推認する過程を弾劾

⑤要証事実の存在自体を否定する別の事実・証拠(アリバイなど)の適示がある。

これらをどの立証段階の弾劾に使うかは図を見てマスター!(図は各科目教官講義で示されている)

 


・事実認定に関しては刑事裁判・検察の裏返しなので、認定手法の検討を汎用性もって使えるはず。




・【刑事系】同じ人のKSPSは付箋の位置を同じにして比較しやすくする(当日は付箋が二色位しかないため)





<事前学習>


・講義のノートとバントマニュアルを見直す。バントについては傾向が変わっている点注意する。



・刑事弁護実務,ビギナーズの該当箇所を読んでおく










二回試験対策(刑事裁判




<本番気をつけること>



とにかく無難に!

高得点はいらない。

普通の修習生であればいい。



淡々と,当たり前のことを丁寧に書く。



・起案要領に従う。

公判調書を読んで争点をしっかり把握する



・【刑事系】同じ人のKSPSは付箋の位置を同じにして比較しやすくする(当日は付箋が二色位しかないため)




・【間違い】:検察マインドを発動してしまい,推認力がないに等しい動機やら現場の近くにいたことを書いてしまわない。
科目間で人格を変える。




・供述の信用性は判断対象の供述を具体的に特定する必要はなく,核心部分との関係を念頭におきながら論述すれば足りる。
弾劾命の刑事弁護とは異なる。




・A供述NG三点セットとは

①A供述から書き始める

②A供述の不合理性を犯人性の積極方向の間接事実で用いる

③Aは犯人だから虚偽供述の動機がある

 絶対にしない。




・小問を侮らない。先に小問から解き,残った時間で主たる問題を書ききる。




刑裁は基本的には民裁と同じ。

「原告」を「検察官」に置き換え,「被告」を「弁護人」に置き換える。ただ,民裁と違うのは,有罪についての立証責任は全て検察官にある。

民事における被告側が,時に自らに立証責任のある抗弁を立てるのとは違う。






<事前学習>

・講義のノートとバントマニュアルを見直す。
バントについては傾向が変わっている点注意する。




・とにかく刑裁修習読本
供述の信用性認定方法を叩き込む。




・公判前整理,裁判員裁判など,頻出の部分の条文を読む。




2013年11月15日金曜日

6桁

いつの間にか、ページビュー数が100000を突破していました。

見ていただいている方に感謝!!


最初に記事をUPしたのが2011年10月26日。


こんな記事でスタートしました。

いまみると恥ずかしいですね。

しかし、当初から基本的に考えは変わっていないはず。



そして、受験後再現答案をUPし始め、2ちゃんにさらされた2012年6月に月7300PV。


合格発表があった2012年9月には12600PVでした。

発表日は確か1300PVを達成し、びっくりした記憶があります。





そして、ブログを本格的に再開した時からは、安定的に見ていただいています。


2013年9月・・・13400PV


2013年10月・・・22700PV


2013年11月(投稿現在)・・・10700PV




記事を某判事にツイッター上で紹介された時や、二回試験対策を2ちゃんねるで紹介された時にPVが跳ね上がります。

今までの最高は二回試験対策の記事
を2ちゃんねるで紹介された時で、

1日2564PVを記録しました。




1日2500を超えるアクセスを頂けるほど有益なことを発信できているかは疑問ですが、1人でも多くの方の参考になるように今後もできる限りブログの更新をしていきますので、よろしくお願いいたします。



PS.当ブログはリンクフリー、拡散フリーです。丸パクリは勘弁していただきたいですが、内容を拡散していただいても気にしません。
私が提唱する「ハコ思考」「当たり前六法」などの内容を知っていただき、司法試験、二回試験などのハードルを下げることが目的です。

従って、ブログの周知については大歓迎です。1日1回

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2013年11月12日火曜日

二回試験対策(民事系科目)

二回試験対策(民事裁判)と、二回試験対策(民事弁護)に分けてツイートした分をまとめました。

総論についてはこちら(http://siominn19851225.blogspot.jp/2013/11/blog-post_7.html)をどうぞ。



二回試験対策(民事裁判)


<本番気をつけること>(改訂予定あり


とにかく無難に!

高得点はいらない。

普通の修習生であればいい。

淡々と,当たり前のことを丁寧に書く。




・起案要領に従う。
特に,主張整理問について,「要件事実」を書かせるか,「要約」で足るか。



・要約問でも要件事実について考える。
多めに考えて、削る。
大ブロックレベルでの誤りはダメージ大。



・訴訟物はよって書きと記載全体を確認。
追加変更申立書がある場合は注意。



・民裁は,原告の立証と,被告の弾劾を観察する。
攻防の対象となった全証拠を慎重に点検し判定過程をきちんと説明しつつ,崩れたか維持されているかを判定する。
全ての要件事実が立証できていたら原告を,どれかを崩すことに成功していたら被告を勝たせる。



・①動かしがたい事実の確定、②それに沿わせ、信用性の高い供述でつなぐ。
その結果、③コアとなる事実(要証事実)の有無について結論を出す。






・①動かしがたい事実の確定について

ア 争いのない事実(主張書面)

イ 客観的な証拠により認定できる事実(物証)

ウ 双方本人の供述が一致する事実(主張書面、調書)

エ 自己に不利益な供述(主張書面、調書)



②供述の信用性について

客観的事実との整合性

供述の具体性

変遷の有無

合理性

  経験則
 


③コアとなる事実(要証事実)の有無

①  ②につき、要証事実に近しい、固い事実から拾っていく



・書きもらし、論理矛盾をなくすために、①日時、②主体は必ずできる限り特定して書く




・【間違い例】:被告二人の事案で主張整理を問題は片方だけに限定してくれていたにもかかわらず,両方書いて事実認定時間不足になる。起案要領をよく読み,このようなミスを防ぐ。



・【遅延損害金】履行遅滞に基づく損害賠償請求。付帯請求落としミスもある。





<事前学習>
・新問研熟読。

類型別,要件事実問題集・30講のどちらかをざっとみる。

分からなければ要件事実マニュアルのレベルまでは調べる。それ以降はとりあえず放置。



・ステップアップと「しおり」をもう一度読んでおく。
民事訴訟における事実認定はざっと見で。



・民事訴訟における事実認定の第3章「契約類型による事例分析」には参考裁判例と間接事実が挙げられているので,それを読んで感覚を掴む。 


取引実態等々に関する典型的かつ抽象的なストーリーを持っておく。



・講義のノートとバントマニュアルを見直す。バントについては傾向が変わっている点注意する。








二回試験対策―民事弁護




<本番気をつけること>

とにかく無難に!

高得点はいらない。

普通の修習生であればいい。

淡々と,当たり前のことを丁寧に書く。



・①起案要領をよく読む②当事者の略称を使わない(使うなら最悪使うことを明示する)



・おそらく最終準備書面が出る。



・判断者の立場は要らない,自分の側の当事者。訴訟ベースで考える。



・自己の立場を要件事実に沿って間接事実を拾い,証拠を引用。
評価を加えて自己の立場の結論に繋げるのが主な作業。立場によって書く内容が違ってくるけど,可能な限り厳密に事実を認定して評価するのは共通している。
無理な経験則,曖昧な事実の要約,守らなければならない基本から外れるなど,してはいけないことを回避すると大外しはしない。





<事前学習>

・各白表紙の「最終準備書面」の項を読む。
主張整理,事実認定は民事裁判の勉強で何とかなるので民裁の勉強をしっかりする。



・要件事実と事実認定!!












2013年11月10日日曜日

行政書士試験受験のススメ

2013年11月10日。

本日はわが母校大阪大学法科大学院の入試とともに、行政書士試験の日ですね。



私は学部1年、2年、4年、ロー既習1年と4度行政書士試験を受験し、合格しています。



<受験経緯>

・学部1・2年の時の受験は今から考えるとお遊びでした。

体育会の硬式野球部に所属していたので、勉強時間が十分に取れず(言い訳)箸にも棒にも掛からぬ成績で落ちたはずです。



・学部3年の時は試験制度が変わったのと、野球が佳境だったので受験を見送りました。



・野球部を引退し、受験に力を注いだ学部4年の時の受験は後4点、短答1問差で落ちました。

前日に終電までカラオケに行ったせいだと思います(笑



・私は5年制の学部でしたので、ロー受験があった5回生の時の受験を見送りました。


・そして、満を持してロー2年の時に受験した行政書士試験に合格しました(ぎりぎり合格だったんですが・・・)





<行政書士試験受験のススメ>

私は司法試験の受験を考えている学部生に行政書士試験の受験をお勧めしています。

予備試験合格を目指すにしろ、ロースクールに入るにしろ、司法試験と科目が似ている行政書士の勉強をして損はないと思うからです。
ちなみに、大きく範囲がずれるうえ、かなり複雑な地方自治法分野については、私は完全に無視していました。
ほかの科目の難易度があまり高くないので、捨てる科目を作っても合格は可能なはずです。

民法と行政法の短答式になれるうえでも、行政書士試験の難易度はお勧めです。




私はロー在学生にも行書受験をお勧めしています。

行政書士試験は国家試験で、それなりの難易度を誇っています。
とはいえ、肌感覚ですが、司法試験受験生であれば、普段の勉強で十分対応できるはずです。
なので、負担はそこまで大きくないかと。


直前期に行政書士試験の問題集を一回しし、出題形式に慣れる程度の対策で戦えるレベルだと思います。
私はロー時代、1か月前から通学時間(往復1.5時間)を使い、司法試験対策肢別本の行政法・民法を読んだほか、一般教養を息抜き代わりに眺めていました。
今なら、携帯ゲームやスマホアプリで出ている行政書士試験対策ゲームをのんびりするかなぁ、と思っています。


仮に落ちたとしても、現時点の自分の実力を試すいい機会になると思います。
客観的に力を試す機会は多ければ多いほどいいので、予備試験やTKC模試のほか、行政書士試験も力試しの契機になります。


押して、行政書士試験に合格すれば、国家資格が手に入ります。
司法試験に合格してしまえば不要になる資格とはいえ、仮に駄目だった、三振してしまった時の抑えとしてかろうじて使える資格だと思います。



営業センスがあれば他の資格と組み合わせて開業するもよし、国家資格を持っていることを就職活動でアピールするもよし。
ロー時代に、ただ遊んでいるだけではなかった一応の証明資料になると思います。




もちろん、司法試験に合格するのが一番ですが、常に駄目だった時のリスクヘッジを考えておくことは必要だと思います。




<結論>

学部生・ロー生ともに行政書士試験を受験することをお勧めします。