66期の段階で,司法修習は2ヶ月ずつ,6クールに分かれています。
まず各実務修習地に分かれ,4クールの実務修習(弁護,民事裁判,検察,刑事裁判)を行います。
その後,5クール目の2ヶ月は,関東関西組(いわゆるA班)は和光で集合修習を行い,それ以外の地域(いわゆるB班)は実務修習地出自分でカリキュラムを選択する選択修習を行います。
そして6クール目にはB班が集合修習,A班が選択修習を行います。
6クールを終了して二回試験を通過すればはれて修習終了,実務家になることができるというスケジュールです。
本日は選択修習の中でも特にホームグラウンド修習のお話を。
選択修習の中で,唯一の必修カリキュラムがホームグラウンド修習です。
各弁護修習の配属先に戻り,弁護修習のロスタイム(失礼)を過ごすのです。
私は2013年10月15日~10月25日(ブログ更新日)の2週間を過ごしました。
私は2013年10月15日~10月25日(ブログ更新日)の2週間を過ごしました。
A班の修習生は選択修習の最後のほうにホームグラウンドを集中させ,二回試験の勉強に励む方もいるとかいないとか。
もっとも,私はもったいないのでがっつり弁護修習をしました。
内容が書けないのが惜しいほど,実のある2週間を過ごしました。指導担当の先生に感謝!!
内容が書けないのが惜しいほど,実のある2週間を過ごしました。指導担当の先生に感謝!!
私は第1クール(12月,1月)の右も左も分からない状況で弁護修習を行ったので,気づけていない点も多々ありました。
法曹三者を一通り見て,集合修習で実務家としての基礎を教わった段階で弁護修習をもう一度することは,新たな視点で事務所を見ることにつながり,違ったものを得ることができると思います。
そして,弁護修習段階で触れた事件の顛末を見ることで,落としどころ・見立ての再確認をすることができます。
実際、ある書面で指導担当の先生に
「実務家の書く書面になってきた」
と言われ、とてもうれしく感じました。
また、
「実務に出ることを意識して修習に取り組んでいるのがわかる」
と言われ、これもうれしく感じました。
ホームグラウンド修習を利用すれば,弁護士としての(擬似)経験を積めるのではないかと考えています。
後2か月後には実務家、準備を進めなければ!!
度々のコメント失礼致します。
返信削除僕も第1クールが弁護修習です。
そこでご質問させていただきたいのですが、弁護修習を受けるに当たり、事前準備として何かするべきことはありますでしょうか。
塩見さんが振り返ってみて、あのときにあれをしておくべきだった、というような視点でも構いません。
よろしくお願い致します。
第67期司法修習生様
返信削除お返事遅れまして、申し訳ありません。
事前にすべきだったことは正直いって、あまりありません。
弁護修習中の後悔としてはもっと事務員さんの仕事を見ておくべきだった、お願いしてでも事務員さんにつかせてもらう日を作るべきだったというものです。
後は、どんなところにもメモを持っていくことを心がけること、実務に出ることを意識して、運用の根拠や、指導担当の先生がこのとき何を考えていたか、思考過程を盗むこと、商売人としてのスキルを盗むことくらいですね。
参考になるか微妙で申し訳ありません。
ご返信ありがとうございました。
削除では、白表紙を読んでおくだけに留めておきたいと思います。
ありがとうございました。